2017-05-20

5/20 update : シャラポワ、全仏ワイルドカード獲得ならず


写真:Getty Images Editorial


2016年に禁止薬物メルドニウムドーピング違反で出場停止(約1年3カ月)となっていたWTA Super Star・元世界No.1 のシャラポワ(Maria Sharapova)が4月に復帰しました。
復帰第一戦は、ポルシェ・テニス・グランプリ(Porsche Tennis Grand Prix, Stuttgart、ドイツ、レッドクレー、プレミア)でワイルドカードでの出場。結果はSFで復帰戦にしてはますますな結果だったと思います。

シャラポワの復帰

シャラポワのワイルドカードについて、復活戦から賛否両論があり、いろいろ選手がたくさん意見しています。テニス界においてシャラポワのようなスター選手が戻ってきてくれることは喜ばしいことですが、実は今回の復帰には賛否両論が出ています。具体的には、ドーピング違反で出場停止を食らった選手が、ワイルドカード(WC)で復帰するのはいかがなものかと思っている人がたくさんいます。

中には、(ブシャール)Eugenie Bouchardのような過激発言をした選手もいます。チーターはさすがに言いすぎですが、一回でもbannedされた選手は復帰できないようなルールにすべきという点では理解できます。

Murray : “I think you should really have to work your way back.”

Bouchard : "I don't think that's right. She's a cheater and so to me, I don't think a cheater in any sport should be allowed to play that sport again.”


RG(全仏)へのワイルドカード

そして、注目されていたRG(全仏)のワイルドカードの結果が先ほど発表されました...残念ながらワイルドカード獲得ならず、とのことでした。発表の内容と棄権は直接関係ないと思われますが、シャラポワは発表された数時間後にローマ2回戦で、第3セット途中にリードをしながら左太ももの負傷により棄権しました。本人的には、クレーシーズン終了という感じなのかもしれませんね。

これについての反応は:

Murray : "I've spoken about this every week in last five months, it's killing me."

Kristina Mladenovic : "We have a President with character."

マレーはご意見番になってしまったようですね 笑
他にもTwitterを見ればいろんな選手がいろんな意見をしていますが、大半はRG側の判断に賛成のようです。

管理人的には、シャラポワファンではないのですが、過去の記事にも書いたようにシャラポワにワイルドカードを与えるメリットがあれば与えるべきだと思っていますが、フレンチテニス協会の判断も間違っていないと感じます。与える、与えないかは開催側の自由な判断ですから。


5/20追記:シャラポワは、ウィンブルドンのWCを申請せず、Qualifyingから出場するとのことです。


関連記事:Controversial : シャラポワの復帰






0 件のコメント:

コメントを投稿

Comments: