2017-04-29

バルセロナ:The #Nextgen Upsets


今週から行われているバルセロナオープン(スペイン、バルセロナ、クレー、ATP500)では、ベスト8に#Nextgen選手が2人進出したなど、大活躍を見せています。ここではその2人について紹介したいと思います。

#Karen Khachanov


写真:Getty Images Editorial


バルセロナオープン(スペイン、バルセロナ、クレー、ATP500)は26日、シングルスR2が行われ、世界ランク56位で#Nextgen ATP20歳のカチャノフ(Karen Khachanov,Russia)がR3で第11シードのクエバス(Pablo Cuevasウルグアイ)を7-6 (7-5), 7-6 (7-5)をストレートで破り、R4では第5シードのゴファン(David Goffin)を6-7(7), 6-3, 6-4で破りQF進出を果たした。この勝利は、対TOP10で初めての勝利となった。QFでは、ゼバロス(Horacio Zeballos)に4-6,1-6でストレート負けを許した。

Back to Winning Circle

管理人が去年から注目してきたカチャノフが、今季の6連敗を経てやっとwinning circleに戻ってきてくれて嬉しく思います。バルセロナまで6連敗していましたから今年はどうなってしまうのと心配していましたが、心配無用でしたね 笑 QFでは、ゼバロス(Horacio Zeballos)にストレート負けをしてしまいましたが、今大会はよく頑張ってくれたと思います。

#Hyeon Chung


写真:Getty Images Editorial

#Nextgen vs. #Nextgen

#Nextgen 20歳のヘヨン(Hyeon Chung、韓国)がR3で同じ#Nextgen 20歳で第8シードのズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)を6-1、6-4で破り、QF進出を果たした。QFでは、King of Clay : Rafa Nadal と対戦し、6-7,2-6で敗退した。

QFでは敗れはしましたが、今大会で今季好調でRace to Milanランキング1位のズベレフをストレートで破るなど、管理人だけではなくて、びっくりした!という方が多いと思います。それもそのはず。韓国出身の選手で名前が知られたのは、このヘヨン選手位。テニスのコアファンの中でもヘヨン選手を知らない人も多いとおもいますが、ヘヨンは10代のときから#Nextgenとして数年前から期待されている選手で、#NextgenのATP Finals(Race to Milan) のランキング(4/24付け)ではTOP10にランクインしています。

今大会の#Nextgenの大活躍で本命が読めなくなりました。でも、読めないからこそ、面白いのですV^^V


#Nextgen関連記事
2016年総括PART3 NextGenの飛躍


バルセロナQF:頑張れ、杉田選手!!!

頑張れ、杉田選手!!!

写真:Getty Images Editorial

男子テニスのバルセロナオープン(スペイン、バルセロナ、クレー、ATP500)は27日、シングルスR3が行われ、ラッキースーザーで世界ランキング91位の杉田祐一が第7シードのカレノブスタ(Pablo Carreno-Busta)を6-3、6-3で破り、5年ぶりにツアーQF入りを果たした。28日に行われたQFでは、第4シードで世界ランク9位のD・ティエム(オーストリア)に1-6, 2-6のストレートで敗れ、ツアー初のベスト4進出とはならなかった。

大躍進:5年ぶりのベスト8・キャリアハイの70位台

今大会、ラッキールーザーからQFまで進出した杉田は、QFではティームに負けてしまいましたが、R3で今年の序盤から調子が急上昇中のカレノブスタをストレートで破ったなど、今後の活躍に期待がかかります。また、今大会の活躍でランキングもキャリアハイの70位台に上がりますので全仏のメインドローはほぼ確定されたと言っていいでしょう。

杉田選手には、勢いをそのままに頑張って欲しいと思います。



2017-04-23

モンテカルロSF:疑惑の判定



モンテカルロ(Monte-Carlo Rolex Masters 2017、ATP MS1000)は現地時間22日、準決勝が行われた。第4シードのナダル(Rafa Nadal、スペイン)は疑惑の判定に助けられながら6-3、6-1で第10シードのゴファン(David Goffin、ベルギー)をストレートで下し、10回目の優勝まであと1勝の決勝に進出した。一方、ラモス・ビノラス(Albert Ramos-Vinolas)は準決勝で6-3、5-7、6-1で第11シードのプイユ(Lucas Pouille、フランス)をフルセットで破り、決勝でナダルと対戦することが決まり、オールスパニッシュファイナルとなった。

疑惑の判定

写真:Getty Images Editorial

1st セットの第6ゲーム(ナダルから見てゲームカウント 2-3(AD))のときに、アウトコールでナダルのボールが大きくアウトしたにもかかわらず、チェアアンパイア(Cedric Mourier)が、アウトと思われるナダルのボールをINと判定した。その判定によって、ゴフィンはゲームカウント4-2とリードする機会を失った。


クレイコートにも早くホークアイとチャレンジシステムの導入を!


テニスでは1ポイントだけで試合の流れが大きく変わってしまうくらい、1ポイント1ポイントが重要です。クレイコートではボール跡がつくからホークアイがいらないというのはもはや通用しないと思います。今日のミスジャッジの原因は、観客にも分かるくらいのOUTを、チェアアンパイアがIN判定したのは、ボールの跡を間違えたからではないでしょうか。まぁ、人間が判定してしているからミスもあるでしょう~~と言われそうですが、人間はミスするからこそ、他のサーフェイス同様に1日も早くホークアイとチャレンジシステムの導入を!と思っています。今日の酷すぎるミスジャッジにはテニスファンとしてはとてもがっかりしています。ゴファンはもっとがっかりしたのでしょう。もちろん、ゴファンが4-2リードできたとしても勝てないかもしれない。でも、1ポイント1ポイントが重要ですから、勝てた可能性もありますよね。

今のハイレベルのテニスでは、どうしても人の限界がありますし、冷たいようですが、いっそのこと、判定システムをAIによる自動判定にしてみたらどうだ、と個人的に思っています。

2017-04-22

セレナ妊娠発表!

 昨年の12月にレディット(Reddit)の創始者であるアレクシス・オハニアン氏との婚約を発表したセレナ( Serena Williams) が先日妊娠を発表した!!すでに20週に入っているとみられています。20週ということは、今年1月の全豪で優勝したときにはすでに妊娠していたということになります。びっくり仰天ニュースなんですが、、セレナはもう35歳ですし、年齢的にもベスト・タイミングではないでしょうか。おめでとうございます!今、セレナの今後がTalk of the Townになっていますが、引退はまだまだ先で、出産したあとに彼女がコートに戻ってくれると管理人はみています。

ママプレーヤーは珍しくない

過去に母親になって引退した元No.1のクライシュテルス(Kim Clijsters)が、2009年にツアー復帰して、ワイルドカードでの出場にもかかわらず、いきなり全米タイトルを獲得した例や、去年妊娠・出産を発表した、もうひとりの元No.1でグランドスラマーのアザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)も今年の夏にBank of the West Classic(アメリカ)でツアー復帰すると発表しています。


セレナのいないテニス界は想像できないのでまだまだ彼女のプレイが見たいです!

2017-04-16

モンテカルロ:キリオス欠場!


この間のデビスカップでオーストラリアをSFに導いた、今季最もホットな男の一人で世界ランク15位のキリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)が14日、15日に開幕されるモンテカルロオープン(Monte Carlo Masters , ATP MS1000、モナコ)の欠場を発表した。キリオスのツィッターによると、クレーシーズンスタートは5月1日に開幕するエストリルオープン(Millennium Estoril Open、ATP250、ポルトガル)だそうです。


出典: キリオスのツィッターより


キリオスの欠場は、フェデラー(Roger Federer)、ラオニッチ(Milos Raonic)、錦織等に続くことになります。キリオスの欠場の理由はわかりませんが、怪我などではなくおそらく疲労ではないかと思っています。

写真:Getty Image Editorial

2017-04-14

《最新情報 4/14》デルポトロの試合予定


デルポトロのクレーシーズンは5月からスタートします。
去年の前半はリハビリがメインだったので、手首を酷使するようなクレーコートの大会にはあまり積極的にエントリーしませんでしたが、今年はローランドギャロス(全仏)まで4大会エントリーをしているようです。なお、Monte-Carlo(モナコ、ATP MS1000)はスキップのようです。

さて、デルポトロの全仏までの試合予定です:

Millenium Estoril Open (エストリル、ポルトガル、ATP250) 2017/5/1-5/7
デルポトロのクレーシーズンスタートは、去年はMunich(ドイツ、ATP250)でしたが、今年はこの大会になりそうです。Estorilで最後にプレーしたのは2012年で、優勝した年でもあります。



               写真:Estoril Open, Ofiicial Twitter Account 
Mutua Madrid Open(マドリード、スペイン、ATP MS1000) 2017/5/7-5/14
去年は1回戦でティエム(Dominic Thiem)に勝って試合後に泣いていたシーンが印象的でした。2回戦ではソック(Jack Sock)に敗れてしまいましたが、今年はどこまで行けるか楽しみです。

Internazionali BNL d'Italia(ローマ、イタリア、ATP MS1000) 2017/5/14-5/21
ローマで最後にプレーしたのは2013年です。そのときは3回戦でペール(Benoit Paire)に敗れました。

Roland Garros(パリ、フランス、グランドスラム) 2017/5/28-6/11
繰り返しの怪我によるツアー離脱のため、長〜い間スキップしていたデルポトロがついに全仏へ復活するようです。今年、ようやくデルポトロの全仏が観られる!と思うファンは多いではないでしょうか。全仏の過去最高成績は、2009年のSF、フェデラーとの激闘の一戦で、2-1セットリードした状態で逆転負けした試合です。今年のデルポトロはどこまで進めるのか、とても楽しみです^

Aegon Championchips (ロンドン、イギリス、ATP 500) 2017/6/19-6/25
去年は1回戦でイズナー(John Isner)に敗れ早期敗退してしまいましたが、今年はどこまで行けるのでしょうか!今年のメンツは、マレー、ワウリンカ、ナダル、キリオスなど強豪がエントリーしていますのでATP500としてはとっても豪華な顔ぶれになっていますのでとても楽しみです!


2017-04-10

【謎解き】デルポトロのnew彼女!?

Es un Amor

プライベートでは謎が多いと言われているデルポトロですが、以前から噂された母国アルゼンチンの女優、29歳のJimena Barónさんと付き合っているという報道があります。マイアミオープンの観戦席に彼女が目撃されました。そして、最近BarónのInstagram Storiesに投稿された動画の中になんとデルポトロの声が聞こえたというのです。また、Barónの3歳の息子の声も(Barónはバツイチ)。↓デルポトロの声↓


"Oh, it's for your followers! Give them a big kiss from me!" (スペイン語から翻訳)


↓の写真はJimena Barónです。かっこいい女性ですね。顔と雰囲気は少しSarah Jessica Parkerに似ています。これまでのデルポトロと噂になった女性達と少しタイプが違うように思います。ちなみにBarónは報道に対して認めたようです❤️




詳しくはhttp://www.ciudad.com.ar/espectaculos/jimena-baron-confirmo-romance-juan-martin-potro-amor-mi-hijo-ya-son-amigos_82944

追記:


イギリスのタブロイド紙 The Sunによると、マイアミR3のフェデラー戦の観客席にはなんとデルポトロの噂の美女の彼女がいたと報道されました。(写真はThe Sunの記事でご覧ください。)



The Sunによると、その美女は、アルゼンチン出身、22歳のモデルさん、Julia Rohden さんだそうです。実は、2013年に一度、デルポトロとRohdenが付き合っているという報道(アルゼンチンの報道)がありましたが、その後、デルポトロの怪我などでそのような報道は聞かなくなりました。

本当にJulia Rohden? 

写真は古い(2009年)ですが、一番右の方がJulia Rohdenさん(当時14歳!?)。ほんとかわいいらしい方ですね。The Sunの記事の女性の写真と見比べると顔が違っていて違う人ではないかと思っています。。ちなみに、The Sunの報道はアルゼンチンでは取り上げられていない模様。



写真:Getty Images Editorial


真偽はわかりませんが、The Sunの記事をご覧になりたい方はThe Sunの記事までどうぞ。

2017-04-08

Controversial : シャラポワの復帰

Murray : “I think you should really have to work your way back.”
写真:Getty Images Editorial

2016年に禁止薬物メルドニウムドーピング違反で出場停止(約1年3カ月)となっていたWTA Super Star・元世界No.1 のシャラポワ(Maria Sharapova)が4月に復帰することになりました。復帰第一戦は、4月24日から開催のポルシェ・テニス・グランプリ(Porsche Tennis Grand Prix, Stuttgart、ドイツ、レッドクレー、プレミア)。テニス界においてシャラポワのようなスター選手が戻ってきてくれることは喜ばしいことですが、実は今回の復帰には賛否両論が出ています。具体的には、ドーピング違反で出場停止を食らった選手が、ワイルドカード(WC)で復帰するのはいかがなものかと思っている人がたくさんいます。確かに、ドーピング違反などではなく、怪我などの理由で復帰する選手に与えるWCとは意味合いが違いますから、マレーの言葉のように、他の選手から反感や不公平を感じるのもわかります。また、これだけテニス界がAnti-Dopingに力を入れているのに、DoperにWCを与えるのはいかがなものかと思うのも無理はないと思います。

賛否両論でしょうが、WC付与には賛成です。

管理人的には、WCが問題ではなく「出場停止期間」が短すぎるのではないかと思っています。シャラポワのケースは、出場停止期間は結局1年3ヶ月程度で9カ月も短縮されました。1年3ヶ月は、正直短すぎると思います。今後Doperを出さないためにもっと罰則を厳格にするべきです。


さて、WC付与についてです。

改めて、WCの意味を考えてみました。

Wikipedia によると、「ワイルドカード(wild card、WC)は、大会の出場選手は世界ランキングにより決められるが、ランキングが足りない選手を数人ワイルドカード(主催者推薦)で出場させることができる。地元の若手選手や故障明けの人気選手に使用されることが多い。2001年ウィンブルドン選手権ゴラン・イワニセビッチが唯一のワイルドカードによる出場で4大大会のシングルス優勝を達成している。」


上記説明から、ワイルドカードは地元の若手選手や故障明けの人気選手に使用されることが多いですが、ドーピング違反で出場停止の罰則を受けた選手にWC付与禁止というルールは存在せず、あくまで主催者の判断に委ねられることになります。なので、今回の賛否両論が出ているのは、主に感情論によるものだと思われます。


メリットがあるから「シャラポワ」にWCを与える

写真:Getty Images Editorial

・スーパースター選手なので商業的に大会が盛り上がる(ビジネス)
・WCをどんどんもらうことで、早くランキングを上げることができる(彼女自身、対戦相手選手)
・WCをもらうことで、予選の段階で予選組が彼女と当たらなくて済む(他の選手)
・WCをもらうことで、ITF大会などで出だしの若手選手などが彼女と当たらなくて済む(他の選手)

ざっくりですが、上記のように、実はいろいろな立場の人にとってメリットがあると考えています。管理人は、シャラポワのような、「華があってとてつもなく強い選手」にはWCを与えたほうがみな(大多数の人)にとってプラスではないかと思っています。また、テニスはあくまでビジネスで、選手は賞金やスポンサーによって支えられていますのでビジネス抜きでは考えられません。

スーパースターにはWCを与えるべき
写真:Getty Images Editorial

去年、ATP Super Starのデルポトロの怪我からの復帰がいい例です。300万人のtwitterフォロワーの数からもわかるように、"One of the Most Popular Tennis Player in the World” や“The most Beloved Man in Tennis”と称されるデルポトロにWCを与えなければどうなっていたのでしょう。人気度はフェデラーと並ぶと言われています。実力的にも元世界No.4で元グランドスラムチャンピオンのデルポトロは、まさにWTA界のシャラポワです。つまり、「華があってとてつもなく強い」スーパースター選手なのです。

スーパースターは誰でもなれるわけではない。
写真:Getty Images Editorial

当たり前ですが、スーパースターには、それなりの努力をしてきた選手達しかなれないのです。もちろんルックスもありますが、ルックスがいいだけの選手が必ずしもスーパースターになれるわけではありません。テニスはあくまでスポーツなので、スーパースターになるには「テニスの実力」が一番大きな要素ではないでしょうか。

スーパースター選手はテニス界に大いに貢献している。
写真:Getty Images Editorial

まず、スーパースター選手の存在によりテニス界のレベルが上がります。そして、観客を魅了します。例えば、デルポトロが出場するとチケットがどんどん売れますし、大会が盛り上がります。大会が盛り上がることで大会が増えて、賞金が増える可能性もあるわけです。最近early roundsの選手が生活できるように賞金を上げる傾向が増えてきていますが、賞金の源はチケット代やスポンサーからきているので、スーパースターがどんどん出場することによって最終的にテニス界にとって大きくプラスになります。

デルポトロがもしWCをもらえなかったら…

デルポトロがもし、WCをもらえなかったら、ランキング1042位からATP大会の予選やチャレンジャー大会などに出場して、自力で這い上がるしかなかったと思います。まぁ、デルポレベルの選手なので這い上がるほどの実力はあると思いますが、1042位からWCなしで彼の実力に伴うランキングに戻れるのは少なくとも2年位が必要ではないかと。


...迷惑ノーシードが長期化したのでしょう。

その間、予選やチャレンジャー大会でデルポトロと当たる選手にとって、迷惑極まりないことだったのでしょう。ただでさえ苦しいと思う予選組や出だし若手にとって、予選やチャレンジャー大会でいきなりデルポトロのような強豪と当たらなければならないと考えるとたまったもんじゃないですよね。

結果的には、去年ワイルドカードが6枚与えられたことで、デルポトロの「迷惑ノーシード」期間を短縮できたではなかったのでしょうか。
写真:Getty Images Editorial



この世には100%公平性なんて存在しない


以上長文になってしまいしましたが、まとめますと、シャラポワは正当な理由で戻ってきますし、100%公平性なんてないわけで、WCを与えようが与えまいが、皆がハッピーになることはあり得ないことですから、「大多数」にとってメリットがあるのであればWCは与えるべき。ただし、無制限に与えるのではなく回数など制限を設ける必要があると考えています。




2017-04-07

フェデラーの新しいダブルパートナー!?

Federer & Gates : Legends Affair



テニスレジェンドのフェデラー(Roger Federer)は、Roger Federer Foundationを通じて、4月29日(現地時間)にアメリカのシーアトルでアフリカの子供の教育を支援するために今年で4回目となるチャリティーイベント“Match for Africa”を開催するようです。テニスレジェンドのフェデラーはなんと、ITレジェンドのゲイツ(Bill Gates)とダブルを組む予定になっています。対戦相手は、イズナー(John Isner)とサプライズなセレブ!?ゲイツはテニス好きと知られていますが、ゲーツのテニスが観れる機会はなかなかない機会だと思いますので、シーアトル在住の方や行ける方はぜひ!(管理人は横浜在住で渡米予定ないので無理ですT.T) 

チケットは以下リンクにて。

http://www1.ticketmaster.com/event/0F00527E484DDFD8#efeat4212



スクリーンショット:フェデラーのFacebookより




      出典:https://www.youtube.com/watch?v=5NVfrOad3U8


2017-04-04

マイアミF:The Fedal Rivalry

The Fedal Rivalry

マイアミオープン:現地時間2日に男子シングルず決勝が行われ、第4シードで世界ランク6位のフェデラー(Roger Federer、スイス)が第5シードで世界ランク7位のナダル(Rafa Nadal、スペイン)を6-3、6-4のストレートで下し、11年ぶり3度目の優勝を飾った。また、この勝利によりATPランキングがTOP4に返り咲いた。このFedal Rivaryは、なんと今回が37度目。今季、全豪に続き2回目。今回もフェデラーが制した。おめでとうございます!

写真:Getty Images Editorial


Federer:'I’m not 24 anymore..'

今季既に1GS 2MSを獲得した、絶好調のフェデラーですが、フィジカルを最優先するためにどうやら全仏まで休むようです。全仏(Roland Garros)にプレーするかどうかも未定とのこと。そして全英(Wimbledon)が最大のゴールだと話しています。

黄金期再来!? 楽しみです。






写真:Getty Images Editorial

2017-04-02

デルポトロの全仏までの試合予定


デルポトロのクレーシーズンは5月からスタートします。
去年の前半はリハビリがメインだったので、手首を酷使するようなクレーコートの大会にはあまり積極的にエントリーしませんでしたが、今年はローランドギャロス(全仏)まで4大会エントリーをしているようです。なお、Monte-Carlo(モナコ、ATP MS1000)はスキップのようです。

さて、デルポトロの全仏までの試合予定です:

Millenium Estoril Open (エストリル、ポルトガル、ATP250) 2017/5/1-5/7
デルポトロのクレーシーズンスタートは、去年はMunich(ドイツ、ATP250)でしたが、今年はこの大会になりそうです。Estorilで最後にプレーしたのは2012年で、優勝した年でもあります。



               写真:Estoril Open, Ofiicial Twitter Account
Mutua Madrid Open(マドリード、スペイン、ATP MS1000) 2017/5/7-5/14
去年は1回戦でティエム(Dominic Thiem)に勝って試合後に泣いていたシーンが印象的でした。2回戦ではソック(Jack Sock)に敗れてしまいましたが、今年はどこまで行けるか楽しみです。

Internazionali BNL d'Italia(ローマ、イタリア、ATP MS1000) 2017/5/14-5/21
ローマで最後にプレーしたのは2013年です。そのときは3回戦でペール(Benoit Paire)に敗れました。

Roland Garros(パリ、フランス、グランドスラム) 2017/5/28-6/11
繰り返しの怪我によるツアー離脱のため、長〜い間スキップしていたデルポトロがついに全仏へ復活するようです。今年、ようやくデルポトロの全仏が観られる!と思うファンは多いではないでしょうか。全仏の過去最高成績は、2009年のSF、フェデラーとの激闘の一戦で、2-1セットリードした状態で逆転負けした試合です。今年のデルポトロはどこまで進めるのか、とても楽しみです^。^



写真:Getty Images Editorial

2017-04-01

マイアミSF: フェデラー11年ぶりの決勝へ

Absolutely Epic


マイアミオープン現地時間31日、男子シングルス準決勝(SF)が行われ第4シードのフェデラー(Roger Federer、スイス)が第12シードのキリオス(Nick Kyrgiosオーストラリア)と激闘の末、7−6(11-9)、6−7(9-11)、 7−6(7-5)試合時間3時間10分で制し、優勝を飾った2006年以来11年ぶりのファイナル進出を決めた。決勝では第5シードのナダル(Rafael Nadal、スペイン)と対戦することが決まった。ナダルは、世界ランク40位のフォニーニ(Fabio Fognini、イタリア)を6−1、7−5ストレートで下して3年ぶり5度目の決勝進出を果たした。

写真:Getty Images Editorial

管理人的には、この試合は今年の一番です(今のところ)。スコアの通り、大激戦でした。3セットすべてタイブレークという試合はなかなかないですよね。最後まで誰が勝つか予想できませんでした。管理人的には、キリオスが勝つかも!と最後の最後まで期待していました。負けてしまいましたが、内容的に、キリオスは良かったと思います。ほんの少しの差でした。でも、トップレベルはギリギリなところで競っているので、そのほんの少しの差が勝敗を大きく分けることは多々あります。

MENTAL THAT MATTERS
メンタルが敗因!?

写真:Getty Images Editorial

今日のキリオスの敗因は、ずばり「メンタル」ではないでしょうか。大事なときに、集中力が切れて取り切ることができなかったことが最大の敗因だと思います。1stセットでキリオスがフェデラーをブレークし、5-4のゲームカウントでserving for the set を迎えたが、集中力が切れたかのようにすぐにブレークバックされました。このゲームが、この試合の行方を占う大事なゲームだったように思います。1stセットが取れていたら結果が違っていたのかもしれません。また、最後のタイブレークもメンタルの弱さが浮き彫りになった。キリオスが5-4でミニブレークしたあと、キリオスのサービスゲームに入り、途中観客コール “OUT!”に反応して動揺したかのようにミスショットを連発し、すぐにブレークバックされ5-5になった。もう一本のサーブもまさかのダブルフォルトで5-6になって、フェデラーのserving for the matchで試合が終った。

キリオスが、観客コールに反応しなければ勝てたのかもしれません。


たしかに、今日は観戦客のフェデラーコールがすごかったですし、ほぼアウエー状態でプレーをしていたキリオスはかなりのプレッシャーを感じていたと思います。途中でファンに 対して“ Shut up!”と叫んだり、ラケットを投げたり、フラストレーションをあらわにしたキリオスに対し、またファンからブーイングされたりと、悪循環が続いていました。キリオスの気持ちはわからなくもないですが、テニスはメンタルのスポーツでもあるので、特にタイブレークという大事なゲームではもっと冷静になるべきです。そこを強化してほしいと思います。そこさえ強化されればTOP5に入ってくるのも時間の問題だと思っています。

Keep your cool!



写真:Getty Images Editorial