2017-11-09

ATP WTF Draw is out!

#NittoATPFinals ワールドツアファイナルず(WTF)のドローが発表されました!

Singles – Group Pete Sampras
ナダル(Rafa Nadal,1)、ティエム(Dominic Thiem,4)、ディミトロフ(Grigor Dimitrov,6)、ゴファン(David Goffin,7)
H2H
ナダル:ティエム=5:2
ナダル:ディミトロフ=10:1
ナダル:ゴファン=2:0

Singles – Group Boris Becker
フェデラー(Roger Federer,2)、ズベレフ(Alexander Zverev,3)、チリッチ(Marin Cillic,5)、ソック(Jack Sock,8)
H2H
フェデラー:チリッチ=7:1
フェデラー:ズベレフ=2:2
フェデラー:ソック=3:0

↑から、一見フェデラーのグループはタフに見えますが、H2Hを見るとズベレフ以外、相性悪くないですね。それにしてもナダルグループよりはタフだとは思いますが。。フェデラーとズベレフの対戦は、モントリオール(MS1000)の決勝でズベレフがフェデラーに6-3,6-4で勝利したのが記憶に新しいですね。ツアーの終盤で少しスピード落としているズベレフですが、二十歳にして今季ツアータイトルを5つも獲得し、しかも5つのうち、2つがマスターズのタイトルで今季絶好調のズベレフが初のWTF出場で6つ目のタイトルを獲得できるか注目です。




        写真:ATP World Tour 公式Twitterより

2017-11-07

ATP 11/6 最新ランキング シングルズ

最新ATPランキング 11/6 

1位 ナダル       10645 pts
2位 フェデラー       9005 pts
3位   A. ズベレフ       4410 pts
4位 ティエム        3815 pts
5位 チリッチ        3805 pts
6位 ディミトロフ      3650 pts
7位 ワウリンカ       3150 pts
8位 ゴファン                          2975 pts
9位 ソック                              2765 pts
10位 カレーノブスタ     2615 pts
11位 デルポトロ          2595 pts
12位 ジョコビッチ               2585 pts
13位 クエリー                       2535 pts
14位 アンダーソン                2480 pts
15位 ツォンガ                       2320 pts
16位 マレー                           2290 pts
17位 イズナー                       2265 pts
18位 プイユ                            2235 pts
19位 ベルディヒ                    2095 pts
20位 バウティスタアグー    2015 pts

↑ランキングより、絶好調のラファロジャーが1−2位を争っているなか、TOP10からマレーとジョコビッチが長期離脱によりTOP 10の座から脱落してしまいました、錦織も22位に後退しました。一方、US OPEN以来オーバーワーク状態のデルポトロがなんとか11位までランクを上げてきました。彼のいるべきTOP 10 にはあともう少しですね。そして、何と言ってもアメリカNo.1のソックがキャリアハイの9位!

2018年はマレー、ジョコビッチ、や錦織などが戻ってきますので、彼らが迷惑シードになるのは間違いなさそうですね。

2017-11-06

ページビュー10000回突破!Thank you🙏

本ブログのページビューがついに1万回を突破しました!
初めてのブログでたくさんアクセスをしていただきまして本当にありがとうございます。
ビュアーのみなさまにはお礼を申し上げます🙏  Thank you!

今後も引き続きテニスにまつわる情報を発信していきますので、今後とも宜しくお願いいたします☺︎






ソック、初マスターズ優勝&WTF&TOP10入り!

🎾ATP MS 1000 インドア、パリマスターズ(パリ、フランス) 決勝🎾 この日男子シングルズ決勝が行われ、第16シードのソック(Jack Sock)は、今大会大躍進を遂げたセルビアのqualifier クラジノビッチ(F. Krajinovic)をフルセットの末、5-7, 6-4, 6-1で下し、自身キャリア初のマスターズの優勝を達成した。この勝利により、ソックのキャリアハイの9位 になると同時にロンドンワールドツアーファイナル(WTF)の最後の切符を獲得した。

タイトル4つ目、おめでとうございます!!!


                     写真:http://www.atpworldtour.com/en/news/paris-2017-final-sock-krajinovic


Big4以外の優勝者ということでとても嬉しいですが、ソックがマスターズ優勝するのって誰が予測できたのでしょうか !(◎_◎;)

とにかく、大波乱の大会だったのは間違いないですね。笑

デルポトロ、イズナーやカレーノブスタなどが注目されていたなか、Last minuteでdark horseソックがWTFにいけるなんてドラマがありましたね。

今年のWTFは面白そうです😀





2017-11-03

デルポ、念願のWTFまでついにあと1戦!

デルポ、念願のWTF出場実現するか?(2)

昨日プイユがR16で敗退したことでゴファンがクオリファイしたので、WTFの枠はあと一つだけになりました。さて、この枠は、今夜、デルポトロ、カレーノブスタ、ソック、イズナーのどちらかに決定されます。

それでは、それぞれの現時点でのRace Pointsをみていきましょう。


現在のRace to London Points( 11/3 12:00時点)

 9位  カレーノブスタ         2615 pts
10位  デルポトロ          2595 pts,  SF : 2775, F: 3015, W: 3415
18位  イズナ                           2085 pts                     F:2505,  W: 2905
21位  ソック                           1855 pts                     F:2365,  W: 2765



上記のPoint Raceより、デルポトロがSFに進出できればqualifyすることになります。また、イズナーとソックには、qualifyするには、デルポトロがQF敗退で、自分がWすることが絶対条件になります。デルポトロの次の対戦相手イズナーがデルポトロを止めることができるのか、注目の一戦です。今夜日本時間22時〜 放送予定(TennisTV)

まとめ:

デルポトロが出場できる条件:
デルポトロSF(2775)

イズナーが出場できる条件:
デルポトロQF敗退、イズナーW(2905)

ソックが出場できる条件:
デルポトロQF敗退、ソックW(2765)



    写真:TennisTVのキャプチャ


さぁ、残り1枚の切符は誰の手に渡るのでしょうか。とても楽しみです!

2017-11-02

[速報] デルポ、ハーセをストレートで下し、4年ぶりのQFへ

🎾ATP MS 1000 インドア、パリマスターズ(パリ、フランス) R16🎾 この日男子シングルズR16が行われ、第12シードのデルポトロは、今大会R1で第3シードのズベレフ(Alexander Zverev)をアップセットした世界ランクNo.43のハーセ(Robin Haase)Nextgenを7-5, 6-4で下し、4年ぶりにQFへ進出した。 この勝利により、デルポトロがロンドンファイナルズへ当確する可能性が高まった(11/2 21時時点:2595)。

当確のボーダーラインのSFまであとワンマッチとなりました!SFの対戦相手は、このあと行われるディミトロフ対イズナーの勝者となります。

現在のRace to London Points( 11/2 21:00時点)

 8位  ゴファン              2975pts, QF: 3065, SF:3245, F: 3485, W: 3885
 9位  カレーノブスタ           2615 pts
12位  デルポトロ             2595 pts,                SF : 2775, F: 3015, W: 3415
16位     プイユ                2235 pts,                                  F: 2745, W: 3145
18位  バウティスタ・アグー   2015 pts,                                              W: 2925
20位  イズナ                              1995 pts                                                W: 2905

22位  ソック                              1855 pts                                                W: 2765

デルポトロ、ロンドンまでとりあえずあと2試合!!

デルポ、念願のWTF出場実現するか?

いよいよワールドツアーファイナルずの最後の2枠が決定されます。2枠の候補は、ゴファン、カレーノブスタ、デルポトロ、プイユ、バウティスタ・アグー、イズナ、ソックの7人です。

それでは、それぞれの現時点でのRace Pointsをみていきましょう。




現在のRace to London Points( 11/2 16:30時点)

 8位  ゴファン                    2975pts, QF: 3065, SF:3245, F: 3485, W: 3885
 9位  カレーノブスタ                 2615 pts
12位  デルポトロ                   2505 pts,                  SF : 2775, F: 3015, W: 3415
16位     プイユ                      2235 pts,                                   F: 2745, W: 3145
18位  バウティスタ・アグー         2015 pts,                                                  W: 2925
20位  イズナ                                    1995 pts                                                   W: 2905
22位  ソック                                    1855 pts                                                   W: 2765


上記Race Ponitsから、ゴファンとカレーノブスタがが当確される可能性が高いですが、以下のケースで変わる可能性があります。特にカレーのブスタはR32で敗退したため、9位の枠がオープン状態となっています。コンテンダーの中で、9位に最も近くにいるのは現在12位のデルポトロでしょう。つまり、デルポトロが当確するには、最低でもSF以上かつ、プイユ、バウティスタ・アグー、ソックがW(優勝)しないこと。さらに、デルポトロがF以上で、ゴファンがR16敗退となれば、デルポトロは8位の座を確保することになります。

ちなみにデルポトロの対戦相手は、R16: ハーセ、QF:イズナーorディミトロフ、SF : ナダルになりそうです。SFまでの相手は相性の良い相手なので、いけるのかもしれませんが、分かりませんね... 


まとめ


デルポトロが出場できる条件:

デルポトロ&プイユ

デルポトロF(3015)、プイユW(3145)、ゴファンR16(2975)、(カレーノブスタR32(2615))

ゴファン&デルポトロ

ゴファンR16以上(2975~3885)、デルポトロSF以上(2775~3415)

デルポトロが出場できない条件:


ゴファン&バウティスタ・アグーorイズナorソック

ゴファンR16以上(2975~3885)、バウティスタ・アグーorイズナorソックW(2765~2925)


さぁ、残り2枚の切符は誰の手に渡るのでしょうか。とても楽しみです!

ナダル、4回目の年間No.1へ!

🎾ATP MS 1000 インドア、パリマスターズ(パリ、フランス) R2🎾 この日男子シングルズR2が行われ、第一シードのナダルはNextgen ATP チョン(Hyeon Chung)を7−5、6−3でで破り、R3へ駒を進めた。この勝利により、ナダルは自身4回目、史上初の30代年間世界1位に輝いた。

おめでとうございます!🏆


2017-10-30

バーゼル決勝:フェデラー、デルポトロを下し、8度目の優勝を飾った

🎾ATP 500 スィスインドア、バーゼル(Basel) 決勝🎾 この日男子シングルズ決勝が行われ、第一シードのフェデラーは第4シードのデルポトロを6-7, 6-4, 6-3で破り、地元観戦客の前で8度目の優勝を飾った🏆🏆🏆🏆🏆🏆🏆🏆

かーなり接戦でしたね。デルポトロは2セットまでは良かったですが、3セット目に入ってから疲れが目立ちました。1stサーブがあまり良くなかったのも敗因の一つだと思います。しかし、最初からいろんなドラマがあり、面白かったです。最後までずっとドキドキしていました。デルポトロにとってハットリック未達成、また、ロンドンホープもまた遠のいたのはたしかに残念ですが、デルポファンとしては、今後が楽しみすぎます!2018年のデルポトロが楽しみすぎて仕方がありません☺︎

デルポトロは、この後パリマスターズ(ATP MS1000、パリ、フランス)には出場するようですが、正直あまり無理しないでほしいです。※フェデラーは欠場のようです。

パリ、がんばれ!!



2017-10-29

バーゼル決勝:デルポ vs.フェデラー 今夜23時〜

バーゼル決勝:デルポvs.フェデラー

みなさん、こんにちは!今日の横浜は昨日に続いて朝から雨です。昨日も今日もテニスコートの予約が取れたのに、雨天中止です。。あっ先週も。。どこまでツイてないんだ....


さて、現在行われているバーゼル大会(ATP500、バーゼル、スイスインドア)ですが、今夜日本時間23時に決勝が行われる予定となっています。そのカードは好カードのデルポトロ対フェデラーです。フェデラーの地元で、デルポトロがawayの中、フェデラーのゲームに対してどんな戦術で応じるか、とても楽しみです。


Del Potro : “Not many players can beat Roger, the greatest in history,”


デルポトロの言葉を受けて、フェデラーvs その他選手の過去勝率を調べてみました。その結果、Wikipediaによると現役選手で、フェデラーに勝ち越しているのは、ティエム(対戦回数 : 3) 、ナダル(対戦回数:38)とジョコビッチ(対戦回数:45)、なんとこの三人だけということがわかりました。さらに、フェデラーと対戦成績五分五分なのはスベレフ(対戦回数:4)と表に載っていないキリオス(対戦回数 : 2)、ATPNextGenの二人です。



ただし、ティエム、ズベレフ、キリオスの対戦回数が2〜4回、少ない回数で勝率を語るには少々無理があるのではという異論もあるかと思いますので、対戦回数20以上という条件で調べ直しました。その結果が以下表です。フェデラーが負け越している相手は、ジョコビッチとナダル、この二人だけです。また、現役選手・Big4以外でみると、フェデラーが一番負けているのはデルポトロです。さらに対戦回数を少し緩めて17回以上に絞ると、現役・Big4以外の選手でフェデラーに対し一番勝率が高いのはツォンガ(35%)ということがわかりました。逆にフェデラーと17回対戦し、全敗しているフェレールやユーズニーを見ていると、なんとも言えない気持ちの一方、ツォンガがいかにフェデラーと相性がいいのかが分かります。




ソース:https://en.wikipedia.org/wiki/Roger_Federer_career_statistics


上記の調査結果からまとめますと、デルポトロのいうnot many playersは、確かにnot manyです。データからは、最強フェデラーに勝ち越しているのはナダルとジョコビッチ、マレーは10回に4回の勝率。Big4以外では、10回の対戦で2〜3回の勝率でフェデラーに勝つデルポトロ、ツォンガ、ベルディヒ、ハース、の4人ですね。また、純粋に勝率だけをみると、ティエムが最もフェデラーに勝ち越している結果になっています。

次に、デルポトロ対フェデラーについて見ていきます。


バーゼル決勝:あのレジェンドとのブロックバスター!
Del Potro vs. Federer 日本時間 10/29(日)夜23時

今夜、今絶好調の二人の4年ぶりの決勝が行われます。上記の通り、デルポトロは、Big4以外の選手でフェデラーに対して高い勝率を誇る数少ない選手の一人です。地元のバーゼルで、2012年〜2013年2年連続決勝でデルポトロに敗れたフェデラーにとって3度目の正直となるのか、それともデルポトロのハットリックになるのか、今夜わかります!

超絶絶絶好調のフェデラー vs. 疲労度MAX Delpo



昨晩の準決勝でフェデラー対ゴファン戦をご覧になった方が多いと思いますが、フェデラーの状態を表す言葉が見つからないくらい異次元のテニスでしたね。ゴファンのプレーは決して悪くはなかったのですが、フェデラーに圧倒され、あっという間にno game状態に追い込まれた感じです。フェデラーはマンマリノ戦とは別人でしたね。

一方、デルポトロ対チリッチ戦では、デルポトロが良かったというより、チリッチが勝手に自爆していったという印象です。デルポトロはなんとか凌いで勝ったのは勝ったのですが、上海以降休みなくオーバーワーク状態で、背中などあっちこっちにガタがきていると本人が言っている通り、確かに背中にテープが貼ってありますし、疲労度MAXだと思われます。




Federer - Del Potro :17 - 6


"We've had some epic matches against each other: Semis at the French, Olympic semis, finals at the US Open. You name it, we've had some really good ones,"  ーRoger Federer
引用先:http://www.firstpost.com/sports/miami-open-roger-federer-sets-up-juan-martin-del-potro-clash-stan-wawrinka-into-3rd-round-3352668.html

  

写真: Getty Images Editorial、London Olympic 2012

この数字は二人の対戦成績(H2H)です。数字の通り、フェデラーが大きく勝ち越していますが、それでもデルポトロは過去にフェデラーに6回勝っています(全てハードコート)。その内の1勝は、あのセンセーショナルな2009年のUS OPENの決勝です。


デルポトロが怪我前で最後にフェデラーと対戦したのは、2013年のツアーファイナルズです。そのときはフェデラーが 4-6,7-6,7-5とかなりタイトマッチの末、勝利しました。また、名勝負として2012年ロンドンオリンピックでは、3-6、7-6、19-17でフェデラーの勝ちでした。3セットで4時間26分の試合でした。

2017年のH2Hは2:1


今年の対戦成績はフェデラー:デルポトロ=2:1です。デルポトロの1勝は、今年のUS OPEN QFで死闘の末フェデラーを下し、長年期待されていたフェデラー対ナダルの実現を阻止したあの試合です 笑 しかも、この一勝はなんとフェデラーの今年のGSの唯一の敗戦となりました。しかし、約1ヶ月後に上海マスターズでフェデラーがSFでデルポトロと対戦し、フルセットの末勝利し、リベンジ成功。

写真: Getty Images Editorial、US Open 2009


バックハンドウィナーが徐々に増えている!

ご存知だと思いますが、怪我前のデルポトロはフォアに負けないくらい、強烈なバックハンドを持っていました。ピンとこない方は、彼の全盛期の2009年の試合をみてみるとわかると思います。

復帰した2016年はスライスの多用で、両手バックハンドのシーンは重要な場面のみ、というのが2016年のデルポトロでした。2017年に入っても序盤はスライスがメインで、たまに打つ両手バックハンドも弱い、浅いという印象でした。しかし、後半に入り、特にUS Open以降、US Openからコーチを務める元ダブルズ選手、アルゼンチン人のPrietoの指導が良かったのか、バックハンドウィナーが徐々に増えてきましたし、スライスもうまく組み合わせて使っているという印象です。また、積極的にボレーに出たり、動きもすごく良くなってきました。正直、驚きです。デルポトロは大舞台にはとても強い選手ですが、ここまで戻ってこれたことに正直びっくりしています。まぁ、デルポファンとして嬉しい限りですが^^

まぁ、それでも、他の選手にとって、デルポトロの対策としてやはりバックハンドにアタックする戦術が有効と考えられているくらい、彼が本来もつ強いバックが戻ってきたとは言えないレベルだと思います。まぁ、デルポトロのミサイルフォアを回避するためにバックを狙ったほうがいいとは思いますが。

対するフェデラー...


デルポトロ:フェデラーがバックハンドを強化して帰ってきた



写真: Getty Images Editorial


デルポトロは、フェデラーについて次のように話しています:

" It doesn´t surprise me that he is playing at that level. If he continues like this, he will be able to comeback where he deserves to be. For sure he has a chance to be a World No. 1 again. His backhand improved a lot and he manages to win also when he doesn´t play his best tennis." 
ーJuan Martin del Potro

《 彼がこのレベルでプレーしていることに対して別に驚かない。このレベルを維持できればNo.1に戻れるでしょう。バックハンドをさらに強化してきたし、ベストなテニスをプレーしなくても勝てるからね 》

引用先:http://www.tennisworldusa.org/news/news/Roger_Federer/41723/del-potro-i-m-not-surprised-by-roger-federer-he-can-be-world-no-1-again-/

ライジングバックハンドを封印できるか

確かにそう思います。ご存知の通り、今年に入ってからフェデラーのバックがかなり強化されたので、もう弱点がないといっても過言ではないと思います。あのライジングバックハンドを封印できるもののみ勝機があると言われるほどです。デルポトロが、フェデラーのバックを封印できるか注目です。
バック以外でフェデラーを攻略できるとすれば、体力面でしょうか。ロングラリーで相手の体力を消耗させるという戦術ですが、問題は、長身のデルポトロ自身も、体力面ではあまり有利ではないことです。特に今は疲労度MAXのデルポトロにとって試合時間が延びれば延びるほど、フェデラー以上に自分の体力面に自信がない状態だと思います。そうすると、サーブを強化したり、積極的にボレーに出たりして、展開を早くするといった戦術をとると思います。



さて、デルポトロがhattrickを飾ることができるのか、とても楽しみです!

さぁ、どうなる!?




【速報】デルポトロ、バーゼル決勝進出!

🎾ATP 500 スィスインドア、バーゼル(Basel)🎾 この日男子シングルズ準決勝が行われ、デルポトロ(第4シード)はチリッチ(Marin Cillic)を6-4,6-4で破り、2013年以来4年ぶりの決勝進出を果たした。次の対戦相手は、7回優勝・上海マスターズSFで戦ったばかりのフェデラーです。

デルポトロは、この決勝進出により、なんとUS OPEN以来、5大会中4大会、SF以上の成績を達成しました。先週優勝を飾ったストックホルム大会(ATP250, IF Stockholm Open, Sweden)に続いて2大会連続タイトルを獲得できるか、注目が集まります。

Fedex vs. Delpo  = 17 : 6





H2Hでみると、確かに圧倒的にフェデラーです。しかし、デルポトロがバーゼルで優勝した2012年と2013年の決勝相手は、なんと明日の相手と同じ、フェデラーです。また、直近2回の成績は1:1です。その内訳は、デルポトロがUS OPEN QFで死闘の末フェデラーを下した約1ヶ月後の上海マスターズでフェデラーがSFでリベンジ成功。明日はホームで絶絶絶好調のフェデラーのゲームに対してデルポトロはどう対応するか、見応えのある試合を期待しています!少し心配しているのは、デルポトロは上海以降休みなく、背中などあっちこっちにガタがきていると本人が言っていることです。でも、あと1勝なのでぜひ頑張ってほしいです。

というのは、ロンドンでデルポが見たいです!

明日、優勝すればRace to Londonで8位となり、ワールドツアファイナルズの最後の枠を獲得できる可能性が高いと思われます。もちろん、ツォンガ、カレーノブスタ、クエリー、アンダーソンのウィーンとパリの成績次第で変わる可能性がありますが。また、デルポトロがパリマスターズに出ればの話ですが。。疲労感がMAXに達成しているようにも感じますが、どうでしょう... ロンドンはみたいけれど、無理だけはしないでほしいですね。なんか見たいような見たくないような、という感じです💦

まずは明日の試合、すごく楽しみです!!



2017-10-14

[速報] デルポ、手首の怪我により上海SF戦出場未定。。

ATP1000上海マスターズ ー デルポトロ対フェデラーという好カードが決まりましたが、昨日のデルポトロの手首の怪我で実現するかどうかは「?」です。。。

昨日のトロイツキ戦の3セット中に、デルポトロが足を滑って再び手首を痛めて、試合後にMRI スキャンのため上海の病院に駆けつけたそうです。デルポトロの広報担当によると手首はすぐにスプリントで固定され、「手首の打撲傷」と診断されました。幸い。新たに深刻な問題は発生していない、だそうです。正直すこしホッとしましたぁ。。

デルポトロは今日、「手首を状態をみて準決勝の出場を判断する」だそうです。
デルポトロ対フェデラーのカードは見たいですが、テニスより健康が一番です。
手首の状態が深刻でないことを祈ります🙏



       source : デルポトロ広報担当のTwitterより

2017-10-13

デルポ、上海SFへ!!次の相手はフェデラー!?

ATP MS1000 上海マスターズーこの日男子シングルズ準々決勝が行われ、デルポトロ(16)はトロイツキ(Victor Troicki)を4-6,6-1,6-4で破り、4年ぶりの準決勝進出を果たした。次の対戦相手はこのあと行われるフェデラー対ガスケの勝者となる。

楽しみですね〜〜 SFでフェデラー対デルポが観れるかもしれませんね。この間のUS OPENで大激戦を披露した二人の試合をまた観れるなんてほんっとに楽しみです!!(もちろん、ガスケ対デルポの可能性も十分あります。あしからず^^)



2017-09-09

US Open SF : Thank you Juan Martin!

Thank you Juan Martin!

US Open is about how heart can move mountains and is about how to lose graciously....US Open is over for del Potro but his fans will never give up on him, a guy who put his everything to his beloved sport. A guy whose heart was broken and life was ruined by series of injuries and is trying back so hard to find the end of the tunnel. Trying to prevail his old self. He is my inspiration and role model. When I am down and out, I always think of del Potro. Thinking that at least I'm still lucky that I don't have to undergo that four desperate surgeries on my both wrists, do not have to feel that pain every single day for some years already... If 2017 is the end of his tunnel, then 2018 could probably see him shine again. Once again... #USOPENCHAMPION2009 #VamosDelpo



             引用:Del Potro の公式Twitterより

2017-09-08

2017-09-07

US OPEN SF : デルポトロ、8年ぶりUS OPEN優勝なるか!?

デルポが帰ってきたーーヽ(*´∇`)

2009年全米王者で元世界ランク4位デルポトロ(Del Potro)の
2年ぶりのツアー復活&奇跡の大活躍劇。デルポトロは怪我に関しては長∼い歴史の持ち主です。全米優勝した次の年、2010年から、右手首の故障と手術で約1年間ツアー離脱し、2011年にツアーに戻ってきましたが、2014年の全豪あたりから再びツアー離脱をしました。今度は左手首の手術(計3回)のため。長期離脱の繰り返しを経て、今年の2月にツアーに戻ってきました。2008年からデルポトロのファンになった管理人にとっては、今年の最も嬉しい出来事でした。一時期、引退かも..と思っていたから、本当に嬉しかったです。

それでは2016年のデルポトロの活躍を見ていきましょう。

※写真はGetty Images(Editorial)より
2月のDelray Beach大会、復帰してくれて、ただただ嬉しい
2月の復帰直後のDelray Beach大会では、デルポの弱々しいバックハンドを見て少し切ない気持ちになりました。それは、怪我前のデルポのバックハンドもフォアハンドと同じくらい強かったことを知っているから。スライスバックハンドを多用してばかりじゃ、トップには勝てないだろうと思ったからです。でも、復帰してくれたことにただただ嬉しいが正直の気持ちです。

6月のWimbledon、期待を裏切ってくれました...もちろんいい意味で!
試合を重ねるにつれて徐々に調子が上がってきました。Mutua Madrid(ATPMasters 1000)では、1回戦でトップ10プレイヤーのThiemに勝利しました。試合後、本人が涙を流しているのを見たときは、デルポが戻ってきたと確信しました。あの涙は、自分がまだまだ戦えるという気持ちが込まれているのかもしれません。結果、それが、大復活劇の始まりでした。そして、ウィンブルドンのR2でワウリンカに勝利したときは管理人も号泣してしまいました。しかし、R3であっさり負けてしまいました。連戦の疲れが見え、体力面はまだまだ戻ってきてないんだなと思いました。でも、TOP10を倒せる力は今も十分にあることを証明してくれました。


8月のオリンピック、ここからが大復活劇の本番です。ミラクルデルポ!
ウインブルドンの後のデルポは、オリンピックに備えて地元アルゼンチンに戻っていました。そして、まさかのドロー結果が発表されます。一回戦の相手は当時世界ランキング1位のジョコビッチ...ウインブルドンでまさかの3R敗退とはいえ、直後のトロントMS1000のファイナルでは、錦織に圧勝し、優勝したばかりのジョコビッチです。デルポとの対戦成績はジョコビッチからみて、11-3と、大きくジョコビッチの勝ち越しです。しかも、怪我前の成績ではありますが、ジョコビッチが3連勝中でした。デルポトロは、「ドローをみた瞬間、友達と遊ぶ約束をした。早く終わるだろうから」と話していました。しかし、蓋を開けて見れば、7-6,7-6 とデルポのストレート勝ちでした。ジョコビッチの調子が悪いわけではなく、デルポのプレイが全盛期に近いところまで戻ってきたというのが私の感想です。持ち味のミサイルフォアも健在で多数のエースを奪い、バックハンドもスライスばかりではなく本来の強いショットが徐々に戻ってきた印象。ジョコビッチに勝った勢いそのまま、ダニエル太郎、ソウザ、ジョンソン、ナダルらに勝ち、ファイナルでは、5時間近い試合時間でマレーと死闘。結果は負けてしまいましたが、
それでも銀メダルを獲得しました。2012年に獲得した銅メダルに加え、これでメダル2個目です。

9月US OPEN、「迷惑ノーシード」と揶揄される
オリンピック後も、勢いはそのままに、US OPENではJohnson、Thiem, Ferrerなど上位シードを次々倒してしまいます。デルポ(ランキング142位)はポイントが少ないので、メインドローすら入れず、ワイルドカードでの出場&ノーシード扱いでの出場。デルポと当たってしまったシード選手にしてみればこんなに迷惑な話はない、ということで「迷惑ノーシード」と呼ばれました。(他の大会でもたくさんの被害者が。。。!Σ(×_×;)!
準々決勝ではWawrinkaに3-1で敗れましたが、それでもファンにとって十分すぎる復活だと感じました。試合の終盤にstanding ovationのOle Delpo コールでデルポが涙をこらえたシーンはとても感動的でした。涙もろい管理人は思わず号泣笑 そう、ファンにとっては勝つことだけがテニスじゃない、健康なデルポでいてくれたらそれでいいと思いました。US OPENの後は、10月になんとストックホルムオープンタイトルで優勝しました。2014年のシドニー大会以来なので、約2年半ぶりのタイトルということになります。

11月 デビスカップで優勝
“Fin de la película // End of the Movie” by Juan Martin Del Potro
デルポの言葉にもあるように、今年の大復活劇のエンディングとして最も素晴らしい出来事でした。Davis Cupの準決勝ではDefending Championのイギリスのマレーと対戦し、
両者のテニス人生において最長試合5時間8分の大激闘の末、デルポがマレーに勝ち、アルゼンチンを決勝進出に導いた大切な試合でした。オリンピックのリベンジ成功です。そして、11月のデビスカップ決勝戦では、アルゼンチン敗退まで後1セットと追い詰められてから、3セット連取してチリッチに逆転勝ち、母国のアルゼンチンに5回目のファイナルにして初の栄冠をもたらしました。もちろんデルポだけではなくチームアルゼンチンの功績ですが。勝った瞬間、ほぼ徹夜状態の管理人は、嬉しすぎて涙をこらえることはできませんでした。なんか、映画をみているようでした。

デルポは、今シーズンは対TOP10に対し、10試合中6勝(勝率
60%)をあげていて、ATPの2016 Comeback Player of The
Yearにも受賞しています。

神様、ありがとう!来年も元気でいて∼

今年のデルポの復活劇を見ていると、本当に神様はいるのではないかと思います。与えられた試練をすべて乗り越えられた人にしか与えられない奇跡。20歳の若さでグランドスラムを優勝し、これから華やかなテニス人生が始まろうというときに、頂点から突き落とされ、テニス人生の約半分が手首怪我で悩まされ、ツアー脱離の繰り返し、両手首に4回の手術、何度も引退を考えた... そこまで追い詰められても、何があっても、気持ちの強さと諦めない心が最後に勝つ、哲学をnon-fictionで証明したような人生。そんなデルポが復活してくれて本当に嬉しい !来年も期待しています!

なんか、デルポ推しブログになってしまいましたが、管理人がデルポファンなのでお許しください。テニスでこれだけ感動的になるのはめったにないことですが、デルポの奇跡的な復活は管理人を含む世界中のテニスファンにとってとても感動的だと思います。最後に、デルポのファンへのメッセージを載せておきます。感動ありがとう、デルポ!

デルポのファンへのメッセージ:


' I always thank you at the end of my messages but this time I'll start differently.Thanks for helping me to enjoy the best year of my life. It would not have been possible without your support. Thanks to the tournament directors for always having wild-cards available for me. The warm welcome in every stadium I played, the love you gave me at the tournaments, the small talk when we met in the streets... It makes me proud when you tell me that you feel inspired by my recovery and that's one of the best gifts I got in 2016.I didn't have the normal team of any player, but I could rely on my family, my closest friends and you, especially the ones that supported me from every corner of my beloved country.My year on the ATP Tour has just finished and it had a very special moment, the best week of my life: the Olympic Games in Rio. That night after the medal ceremony I did not want to leave the stadium. I wanted that moment to last forever.I will not forget the US Open, the weekend in Glasgow, also Wimbledon ... When I started my comeback in February at Delray Beach and I was frustrated because my backhand landed short, which still happens, I never imagined I would finish my ATP season with these achievements.This was a recovery season from start to finish. With the help of my physiotherapists and thanks to a wise calendar, I was able to surprise everyone, including myself, and I ended up winning the title in Stockholm. I played a lot more than what my doctors suggested and that was why you may have noticed fatigue.I will never stop thanking you. See you soon. ☺️ '  ーJuan Martin del Potro
   引用:Del PotroのFacebookページより

  
※写真はGetty Images(Editorial)より



次回は、PART3 #NextGenの飛躍 をお送りします!