2017-03-23

錦織、2017年はどこまで行ける?(Part 1)



写真:Getty Image Editorial


今回は、日本のエース、錦織圭選手について書きたいと思います。
錦織といえば最近のATP ランキング(2017.3.20付)では、約半年ぶりに自身過去最高4位に返り咲きましたね。おめでとうございます!4位というポジションということは、グランドスラムなどの大きな大会では第4シードとなり、早い段階で強豪と当たることなく勝ち進みやすいという大きなメリットがあります。ただ、ベルダスコ(Fernando Verdasco)やデルポトロ等、ランクを落としただけの実力のある選手に当たる怖さもあります 笑


Q :  ズバリ、、錦織の2017はどこまで行けるか?

A :  答えは、テニスファンはおろか、本人にもわからないことだと思います。管理人の予想を書いておきますと、今年はTOP 3には入るが、ただ、グランドスラムタイトルは今年もなし、と予想しています。(もちろん予想が外れてほしいです)グランドスラムタイトルが依然として手に届きにくい理由としては、去年不調だったフェデラーとナダルの復活と若手・中堅プレイヤーのブレークスルーです。今年のテニスが読めなくなっています 笑

写真:Getty Image Editorial(US Open 2014)

さて、この記事では、錦織の2017年をテーマに数回に分けて書いていきたいと思います。


1月〜2月 : あと一歩が逃げていく

錦織は全豪のQFでフルセットの末惜しくもフェデラーに敗れてしました。驚いたことに、1月に行われたブリスベン国際大会(Brisbane International 2017、オーストラリア)の決勝でディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)に続き、その後のBuenos Aires Open(アルゼンチン,ATP250)では第1シードとして決勝まで進みましたが、決勝では、錦織の同世代のアレクサンドル・ドルゴポロフ(Alexandr Dolgopolov、ウクライナ、66位)を相手に6-7(4-7)、4-6 ストレートで敗れてしまいました。実は、昨季から決勝6連敗です。。確かに今季のディミトロフは、全豪SFまで進みましたし、かなり調子良いように思います。ドルゴポロフも展開がとても早く錦織が苦戦する理由もわかります。でも、錦織にとって、あと一歩!なのです。

でも、あと一歩が難しいのです。きっと。

管理人的には、今の錦織に必要なのは、もはや技術などではなく、ズバリ「勝負強さ」ではないかと思っています。特に決勝戦。勝負強さとは、ココぞという場面で力を発揮できることで、メンタルの強さのことです。選手のそのときのコンディション、対戦相手や環境など毎回変わるので、本人になってみなければ実際のところわからないと思いますが、、ファンとしてはあと一歩をがんばってほしいものです。


3月: Work In Progress

3月現在、インディアンウエルズ(ATP MS1000)の準々決勝では、18位のジャック・ソック(米国)を相手に3-6、6-2、2-6で敗れました。また、現在行われているマイアミ大会(ATP MS1000)の錦織の初戦の相手は、元世界ランク10位のアンダーソン(Kevin Anderson) と対戦することが決まっています。楽しみですね!

上位シード勢が順当に勝ち進んだ場合の錦織の対戦相手:

2R:  アンダーソン(Kevin Anderson)
3R : ベルダスコ (Fernando Verdasco, 第25シード)
4R:カレノ・ブスタ(Pablo Carreno Busta, 第15シード)
QF:  チリッチ ( Marin Cilic, 第7シード)



試合結果の報告はまた次の機会に!




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