2017-03-23

Welcome to Miami Open 2017!




今週、マイアミオープン(ATP MS1000,フロリダ、アメリカ)が始まりましたね。
今回はマイアミ大会の見どころをみていきたいと思います。
まず、ドローを紹介したいと思います。(↓以下リンクにて)


錦織、予想外のタフドロー!?
写真:Getty Image Editorial

今回はディフェンディングチャンピオンのジョコビッチと世界No.1マレーが怪我により欠場したため、ワウリンカが初めての第1シードとして出場することになりました。そして、日本のエース・去年のファイナリスト・錦織圭は第2シードとして出場!しかし、第2シードにしては、なかなかタフドローだと思いますが… 

上位シード勢が順当に勝ち進んだ場合の錦織の対戦相手と対戦成績:

R2:  アンダーソン(Kevin Anderson) 2-1 (錦織の勝ち越し)
R3 : ベルダスコ (Fernando Verdasco, 第25シード) 2-2 
R4:カレノ・ブスタ(Pablo Carreno Busta, 第15シード)初対戦
QF:  チリッチ ( Marin Cilic, 第7シード)7-6 (錦織の勝ち越し)

上記のメンツを見ると、錦織にとって、元TOP10選手のアンダーソンとベルダスコは怖いですし、カレノ・ブスタは今勢いありますし、チリッチとの相性はあまりよくないし、といったところではないでしょうか。錦織にとって、間違いなくタフだと思いますが、テニスファンにとってはどれも面白いカードですね。みなさん、お見逃しのないように!

Man of the moment : Roger Federer (フェデラー)

今大会、最も注目されているのは、先週のインディアンウェルズ大会(Indianwells,ATP MS1000,カリフォルニア,アメリカ)で優勝を飾ったばかりの、テニス大好きおじさん(=フェデラー)ではないでしょうか。間違いなく、最もホットな男、Man of the momentですね👦🎾

そんなフェデラーですが、イージードローというわけにはいきません、といわんばかりにタフドローが待っています。というのは、管理人を含む世界中のテニスファンが最も注目しているブロックバスター戦。

それが、

R3   フェデラー 対 デルポトロ  です。
 
この二人が最後に対戦したのは、2013年のツアーファイナルズです。そのときはフェデラーが 4-6,7-6,7-5とかなりタイトマッチの末勝利しました。また、対戦成績(H2H)は15-5とフェデラーが大きく勝ち越していますが、相手がデルポトロなのでタイトな試合になると思われます。デルポトロは、フェデラーについて次のように話しています。

"It would be really cool to play against Roger Federer” Juan Martin del Potro

とても楽しみです!(まずはどちらも無事にR3まで勝ち進まないといけないですが、多分大丈夫でしょう)
写真:Getty Image Editorial

Talk of the Town : #NextGen Yoshihito Nishioka (西岡良仁)
写真:Getty Image Editorial

さて、西岡選手についてあまり知らない方が多いと思いますが、三重県出身の21歳で、中学3年生に錦織圭と同じアメリカIMGニック・ボロテリー・テニスアカデミーに留学経験あり、2014年のアジア大会金メダリストなど大活躍しています。そんな西岡ですが、今年に入ってからブレークスルーの兆しが徐々に見えてきました。

タイトル通り、今、西岡選手はテニス界では注目度が急上昇しています。世界が一気に注目し出したのは、アカパルコ大会(ATP 250、メキシコ)での活躍に続き、先週行われていたインディアンウェルズ(ATP MS 1000)ではラッキールーザーにもかかわらず、次々と上位ランクのカルロビッチ(Ivo Karlovic,21位)やベルディヒ(Tomas Berdych、14位)を破り、R4ではワウリンカ(Stan Wawrinka,3位)に対し、マッチポイントを握ったものの惜しくも敗れてしまいました。ホンットに惜しかったです。この活躍により、最近のATPランクがキャリアハイの58位に登ってきました。

今大会西岡のQFまでの”Possible Draw” を見てみましょう。上位シードが順当に勝ち上がった場合の対戦相手です。

R1: トムソン(Jordan Thompson)1-6,6-4,6-3 西岡勝利
R2: ソック(Jack Sock, 第13シード)
R3: ラモス・ビノラス(Albert Ramos-Vinolas, 第19シード)
R4: ラオニッチ( Milos Raonic,第3シード)
QF: ナダル(Rafa Nadal, 第5シード)

上記のメンツをみると、かなりタフな相手ばかりですね。。でも、身長170cmという(テニスでは)かなり小柄な西岡ですが、身長に負けないプレイスタイルをしていると思います。西岡の強みは、今のところまだわかりませんが、バランスの良い選手だと思います。サーブのプレースメントがよく、足が速い、アングルショットが絶妙、ディフェンスも良い、そして、とてもクレバーな選手というのが管理人の感想です。あとは、武器を身につけ、スロースターター・アンフォースエラーを改善することができればかなり強くなると思います。


さぁ、マイアミどうなる!?



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