2017-03-26

マイアミ:デルポ、R2完勝! 次 Blockbuster フェデラー戦へ!

マイアミ:デルポ、R2完勝!'Blockbuster' フェデラー戦へ!

管理人TenisyTenistaの今日の午前中の予定は、本当はテニスの練習でしたが、残念なことに横浜でも雨で、プレーすることができませんでした(T.T) ここ最近めでたくめでたく予約が取れたのになんか、、本当にツイてないです… 

さて、現在行われているマイアミ大会ですが、(偶然にも!?)現地でも雨で試合が中断されたり再開されたりと、さて今日はもうダメなのかしらと思いきや、なんとか無事再開されました!

テニスの練習はできませんでしたが、横浜に雨が降ったおかげで、管理人が家でじっくりテニス観戦(Tennis TVにて)することができました。恵の雨でしたね 笑 しかも、大好きなデルポ戦!ささやかな幸せです〜😊


マイアミ:デルポ、R2完勝!

写真: Getty Images Editorial

マイアミオープン(ATP MS1000、フロリダ、アメリカ)は現地時間25日、シングルス2回戦が行われました。この日、第29シードのデルポトロ(Juan Martin del Potro)は、世界ランク48位のハーセ(Robin Haas)と対戦し、6-2、6-4、試合時間1時間21分で勝利を収めた。この勝利によってデルポトロとハーセのH2Hは3-0となりました。今日のデルポトロは、内容はともかく、危なげなく勝利できましたが、次のR3にはギアを精一杯まで上げないとチャンスはない、と本人も思っていることでしょう。

ハーセ選手(※Tommy Haasのことではありませんのでご注意を)のことを知らない方が多いと思いますので、プロファイルを少し紹介しておきますね。
名前:Robin Haas
国籍:オランダ
年齢:29歳
プロ転向:2005年
ATPタイトル:2
最高ランク:33位

ついでにデルポトロのプロファイルも
名前:Juan Martin del Potro
国籍:アルゼンチン
年齢:28歳
プロ転向:2005年
ATPタイトル:19
最高ランク:4位

プロファイルを見ると、この二人がプロ転向したのは同じく2005年なんですね。そして、ハーセはチャレンジャーにも回りポイントを稼ぎ、なんとかランキングをTOP100以内にキープしているようです。TOP100に入るとグランドスラム本戦にストレート出場できますからね。


R3:次はあのレジェンドとのブロックバスター!Del Potro vs. Federer 日本時間 3/28(火)朝3時~

お相手は、先々週のインディアンウェルズ大会(Indianwells,ATP MS1000,カリフォルニア,アメリカ)で優勝を飾ったばかりの、最もホットな男、Man of the momentと称される、あのレジェンドです。そう、フェデラーです。第4シードのフェデラー(Roger Federer)は、アメリカ出身の10代#NextGen ティアフォー(Frances Tiafoe)を7-6(7-2)、6-3で勝利し、3回戦に進出しました。1stセットの途中まで、「ひょっとして…」と思ったりしましたが、やっぱりフェデラーはフェデラーでした。簡単にupsetなんかさせてくれません 笑

デルポトロ:フェデラーがバックハンドを強化して帰ってきた



写真: Getty Images Editorial

デルポトロは、フェデラーについて次のように話しています:
" It doesn´t surprise me that he is playing at that level. If he continues like this, he will be able to comeback where he deserves to be. For sure he has a chance to be a World No. 1 again. His backhand improved a lot and he manages to win also when he doesn´t play his best tennis." 
ーJuan Martin del Potro

《 彼がこのレベルでプレーしていることに対して別に驚かない。このレベルを維持できればNo.1に戻れるでしょう。バックハンドをさらに強化してきたし、ベストなテニスをプレーしなくても勝てるからね 》

引用先:http://www.tennisworldusa.org/news/news/Roger_Federer/41723/del-potro-i-m-not-surprised-by-roger-federer-he-can-be-world-no-1-again-/


確かにそう思います。怪我前のフェデラーのバックハンドも強かったですが、復帰後は正確性とパワーが強化されたように思います。(管理人が思う)世界一のシングルバックハンドのワウリンカとの差が小さくなったように感じます。

Q :じゃ、、デルポトロはいったいどうすれば…?

A :ベストを尽くすのみ。それしかない。


Federer - Del Potro :15 - 5


"We've had some epic matches against each other: Semis at the French, Olympic semis, finals at the US Open. You name it, we've had some really good ones,"  ーRoger Federer
引用先:http://www.firstpost.com/sports/miami-open-roger-federer-sets-up-juan-martin-del-potro-clash-stan-wawrinka-into-3rd-round-3352668.html

  

写真: Getty Images Editorial、London Olympic 2012

この数字は二人の対戦成績(H2H)です。数字の通り、フェデラーが大きく勝ち越していますが、それでもデルポトロは過去にフェデラーに5回勝っています。その内の1勝は、あのセンセーショナルな2009年のUS OPENの決勝です。この二人が最後に対戦したのは、デルポトロの怪我前、2013年のツアーファイナルズです。そのときはフェデラーが 4-6,7-6,7-5とかなりタイトマッチの末、勝利しました。直近7回はなんとすべてフルセットです。ちなみに、2012年ロンドンオリンピックでは、3-6、7-6、19-17でフェデラーの勝ちでした。3セットで4時間26分の試合でした。はい、タイポではありません、19-17です、3セットです 笑 スコアと時間、笑っちゃいますよね。19-17までして、一人が負けなければならないテニスって、本当に残酷ですよね。過去対戦成績から、デルポトロにとって、フェデラーはレジェンドとはいえ、勝てない選手でもないようです。少なくとも怪我前は。今のNew Del Potroにできることは「ベストを尽くす」こと以外、攻略法はありません。
写真: Getty Images Editorial、US Open 2009


自分のベストを尽くすのみ

とにかく自分のベストパーフォマンスを出す以外、方法はありません。相手はフェデラーです。しかも、フェデラーのバックが強化されたので、もう弱点がないといっても過言ではないと思います。強いて言えば、加齢による体力面でしょうか。ロングラリーで相手の体力を消耗させるといった粘りの強いプレーもいい戦術ですが、問題は、長身のデルポトロ自身も、体力面ではあまり有利ではないように思います。試合時間が延びれば延びるほど、相手以上に自分の体力面に自信がないから、サーブを強化したり、積極的にボレーに出たりして、展開を早くするといった戦術をとっていると思います。
「今のデルポトロにできることは、得意のミサイルフォア、強烈なサーブ、できるだけ強いバックハンド、少ないアンフォースエラーでとにかく早い展開で、自己ベストパーフォマンスを出すしかないと思っています。」By TenisyTenista


あの強いバックハンドを戻せるか

怪我前のデルポトロは、フォアに負けないくらい、強烈なバックハンドを持っていました。ピンとこない方は、彼の全盛期の2009年の試合をみてみるとわかると思います。今日の試合を見ていると、やはり今やウィークポイントとなってしまったデルポトロのバックハンドが狙われていました。デルポトロはなんとかバックスライスで返し、なんとか凌いだ感じです。デルポトロの《今》のプレースタイル(戦術)は、《昔》のフェデラーに似ているとも言われています。特にスライスの多用。たしかに、バックスライスはペースチェンジには有効ですが、バックハンドの代替ショットにはなれません。もちろん、本人も ‘This is not my game’ と話したくらいですから、痛いほどわかっていると思うのです。デルポトロの今のバックハンドを見ていると、「弱い。浅い。」というのが正直な感想です。ファンとしては、少し悲しくなりますが、先月のインタービューで本人が清々しい表情で「今は手首の痛みがないから、すごくいい状態なんだ」と話していたのを見て、なんとも言えない気持ちになりました。その痛みを知っているからこそ、もう二度とその痛みを経験したくない、もう無理をしたくない、という気持ちがあるのかもしれません。ただ、デルポトロのシーズンは、まだ始まったばかりなので、もしかしたら徐々にギアアップしていくというプランかもしれませんが、少なくともフェデラー戦には、彼のベストを尽くしてくれることでしょう。

名試合量産機と称されるデルポトロですから、結果はともかく、間違いなくいい試合になるでしょう。

さぁ、どうなる!?


ほんっっとに楽しみです!!!

2017-03-25

元世界No.1Andy RoddickがDel PotroのNew Coachに!?


写真:Getty Images Editorial

ええっ!うそ!本当に!?うれしい!!٩( ´◡` )( ´◡` )۶
↑海外のニュースを見たときの反応です↑↑
しかし、ちゃんと調べたら、ただの噂だけでした。なーんだ…

ただの噂かぁ〜(_ _|||)

報道の発端は、ロディックが、「デルポトロのニューコーチの可能性」についてデルポチームと話していた(とされる)ことから、そのような噂がたったようです。このことについて、デルポトロの広報担当であるJorge Vialeが否定しています。ロディックも困惑の様子。Vialeによると、デルポトロはニューコーチではなくフィットネストレーナーを探している、とのこと。




                                  引用:Jorge Viale, Andy RoddickのTwitter

現在のデルポトロには、正式なコーチはいないそうですが、少なくともマイアミ大会が終わるまで、AAT(アルゼンチンテニス協会)に所属し、デビスカップのキャプテンも務めている、Daniel Orsanicが見ているようです。

活動拠点問題

ちなみに、デルポトロが、2015年に元コーチのFranco Davinと契約終了した理由について、Davinが次のように話しています。
“  With Juan we had a very strong relationship because I wasn't only a coach for him, we were friends like in a family. Then my priorities changed, he didn't take well that I decided to live in Miami and that couldn't have much time for him.”

《 デルポトロとはいい関係だった。コーチの関係だけではなく、僕たちは友達でもあり家族でもあった。でも、僕の優先順位が変わってしまった。マイアミへ移住することにしたことに対し、デルポトロはあまりよく思っていない。》

デルポトロ:地元を離れたくない

“ Living in Argentina makes travelling for more hours. He never wanted to move to another place despite it was a real option. He didn't want because always thought about Tandil and his family. All my respect for his opinion'. These are life choices: or the love for your country or moving to another city'. 'Palito' has chosen the second, which may mean having more difficulties like having a coach: not many people are available to live in Argentina, which is quite far from majority of the tournaments.” ーFranco Davin

《アルゼンチンに住んでいると移動時間がかかる。選択肢があっても、デルポトロはアルゼンチンを離れようとしない。彼は地元のタンディル(Tandil)と家族を大事にしているから。それも一つの選択。ただ、地元に留まるとコーチを探すのも大変だと思う。アルゼンチンに住むことができる人はそんなにいないと思うからね。ツアーから遠いし、回るのが大変だからね。》

引用:http://www.tennisworldusa.org/news/news/Tennis_Interviews/40854/franco-davin-kids-don-t-listen-anymore-they-are-on-social-media-also-just-after-losing-/


なるほど。コーチ探しが難航しているのは、地球の裏にあるアルゼンチンに住むことが条件だったからですね。確かに、主な大会は大体ヨーロッパとアメリカですから、拠点をアメリカやヨーロッパに変えるだけで、移動時間が大幅単短縮されます。

この拠点問題で、去年のウィンブルドンの時に、デルポトロは、ベルディヒ( Tomas Berdych)やマレーの元コーチで有名なベネズエラ出身のDaniel Vallverduとトライアルをしていたんですが、やはりVallverduは拠点をヨーロッパに移したばかりのため、コーチを断ったそうです。Vallverduは現在、ディミトロフ(Grigor Dimitrov)のコーチをしています。

デルポトロが、活動の拠点をヨーロッパorアメリカに移れば解決できるのでは?と思ったりしていますが、下の写真を見ると、地元を離れたくない彼の気持ちもわかるような気がします...

写真:Getty Images Editorial


写真:Getty Images Editorial



“

【速報】西岡、マイアミR2 途中棄権


マイアミオープン(ATP MS1000、フロリダ、アメリカ)は現地時間24日、シングルス2回戦が行われました。世界ランク58位の西岡良仁は、第13シードのソック(Jack Sock、アメリカ)と対戦したが、第5ゲーム中に左膝を負傷したため、第1セットの途中(ゲームカウント4-2)で途中棄権し、3回戦進出とはならず。

管理人も見ていましたが、表情から痛そうでした。。深刻ではないことを祈ります🙏


途中棄権になってしまったのは残念ですが、早く怪我を治して次の大会頑張って欲しいです!

写真:Getty Images, 西岡選手 マイアミR2





写真:Getty Image, 西岡選手 マイアミR2


2017-03-23

Welcome to Miami Open 2017!




今週、マイアミオープン(ATP MS1000,フロリダ、アメリカ)が始まりましたね。
今回はマイアミ大会の見どころをみていきたいと思います。
まず、ドローを紹介したいと思います。(↓以下リンクにて)


錦織、予想外のタフドロー!?
写真:Getty Image Editorial

今回はディフェンディングチャンピオンのジョコビッチと世界No.1マレーが怪我により欠場したため、ワウリンカが初めての第1シードとして出場することになりました。そして、日本のエース・去年のファイナリスト・錦織圭は第2シードとして出場!しかし、第2シードにしては、なかなかタフドローだと思いますが… 

上位シード勢が順当に勝ち進んだ場合の錦織の対戦相手と対戦成績:

R2:  アンダーソン(Kevin Anderson) 2-1 (錦織の勝ち越し)
R3 : ベルダスコ (Fernando Verdasco, 第25シード) 2-2 
R4:カレノ・ブスタ(Pablo Carreno Busta, 第15シード)初対戦
QF:  チリッチ ( Marin Cilic, 第7シード)7-6 (錦織の勝ち越し)

上記のメンツを見ると、錦織にとって、元TOP10選手のアンダーソンとベルダスコは怖いですし、カレノ・ブスタは今勢いありますし、チリッチとの相性はあまりよくないし、といったところではないでしょうか。錦織にとって、間違いなくタフだと思いますが、テニスファンにとってはどれも面白いカードですね。みなさん、お見逃しのないように!

Man of the moment : Roger Federer (フェデラー)

今大会、最も注目されているのは、先週のインディアンウェルズ大会(Indianwells,ATP MS1000,カリフォルニア,アメリカ)で優勝を飾ったばかりの、テニス大好きおじさん(=フェデラー)ではないでしょうか。間違いなく、最もホットな男、Man of the momentですね👦🎾

そんなフェデラーですが、イージードローというわけにはいきません、といわんばかりにタフドローが待っています。というのは、管理人を含む世界中のテニスファンが最も注目しているブロックバスター戦。

それが、

R3   フェデラー 対 デルポトロ  です。
 
この二人が最後に対戦したのは、2013年のツアーファイナルズです。そのときはフェデラーが 4-6,7-6,7-5とかなりタイトマッチの末勝利しました。また、対戦成績(H2H)は15-5とフェデラーが大きく勝ち越していますが、相手がデルポトロなのでタイトな試合になると思われます。デルポトロは、フェデラーについて次のように話しています。

"It would be really cool to play against Roger Federer” Juan Martin del Potro

とても楽しみです!(まずはどちらも無事にR3まで勝ち進まないといけないですが、多分大丈夫でしょう)
写真:Getty Image Editorial

Talk of the Town : #NextGen Yoshihito Nishioka (西岡良仁)
写真:Getty Image Editorial

さて、西岡選手についてあまり知らない方が多いと思いますが、三重県出身の21歳で、中学3年生に錦織圭と同じアメリカIMGニック・ボロテリー・テニスアカデミーに留学経験あり、2014年のアジア大会金メダリストなど大活躍しています。そんな西岡ですが、今年に入ってからブレークスルーの兆しが徐々に見えてきました。

タイトル通り、今、西岡選手はテニス界では注目度が急上昇しています。世界が一気に注目し出したのは、アカパルコ大会(ATP 250、メキシコ)での活躍に続き、先週行われていたインディアンウェルズ(ATP MS 1000)ではラッキールーザーにもかかわらず、次々と上位ランクのカルロビッチ(Ivo Karlovic,21位)やベルディヒ(Tomas Berdych、14位)を破り、R4ではワウリンカ(Stan Wawrinka,3位)に対し、マッチポイントを握ったものの惜しくも敗れてしまいました。ホンットに惜しかったです。この活躍により、最近のATPランクがキャリアハイの58位に登ってきました。

今大会西岡のQFまでの”Possible Draw” を見てみましょう。上位シードが順当に勝ち上がった場合の対戦相手です。

R1: トムソン(Jordan Thompson)1-6,6-4,6-3 西岡勝利
R2: ソック(Jack Sock, 第13シード)
R3: ラモス・ビノラス(Albert Ramos-Vinolas, 第19シード)
R4: ラオニッチ( Milos Raonic,第3シード)
QF: ナダル(Rafa Nadal, 第5シード)

上記のメンツをみると、かなりタフな相手ばかりですね。。でも、身長170cmという(テニスでは)かなり小柄な西岡ですが、身長に負けないプレイスタイルをしていると思います。西岡の強みは、今のところまだわかりませんが、バランスの良い選手だと思います。サーブのプレースメントがよく、足が速い、アングルショットが絶妙、ディフェンスも良い、そして、とてもクレバーな選手というのが管理人の感想です。あとは、武器を身につけ、スロースターター・アンフォースエラーを改善することができればかなり強くなると思います。


さぁ、マイアミどうなる!?



錦織、2017年はどこまで行ける?(Part 1)



写真:Getty Image Editorial


今回は、日本のエース、錦織圭選手について書きたいと思います。
錦織といえば最近のATP ランキング(2017.3.20付)では、約半年ぶりに自身過去最高4位に返り咲きましたね。おめでとうございます!4位というポジションということは、グランドスラムなどの大きな大会では第4シードとなり、早い段階で強豪と当たることなく勝ち進みやすいという大きなメリットがあります。ただ、ベルダスコ(Fernando Verdasco)やデルポトロ等、ランクを落としただけの実力のある選手に当たる怖さもあります 笑


Q :  ズバリ、、錦織の2017はどこまで行けるか?

A :  答えは、テニスファンはおろか、本人にもわからないことだと思います。管理人の予想を書いておきますと、今年はTOP 3には入るが、ただ、グランドスラムタイトルは今年もなし、と予想しています。(もちろん予想が外れてほしいです)グランドスラムタイトルが依然として手に届きにくい理由としては、去年不調だったフェデラーとナダルの復活と若手・中堅プレイヤーのブレークスルーです。今年のテニスが読めなくなっています 笑

写真:Getty Image Editorial(US Open 2014)

さて、この記事では、錦織の2017年をテーマに数回に分けて書いていきたいと思います。


1月〜2月 : あと一歩が逃げていく

錦織は全豪のQFでフルセットの末惜しくもフェデラーに敗れてしました。驚いたことに、1月に行われたブリスベン国際大会(Brisbane International 2017、オーストラリア)の決勝でディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)に続き、その後のBuenos Aires Open(アルゼンチン,ATP250)では第1シードとして決勝まで進みましたが、決勝では、錦織の同世代のアレクサンドル・ドルゴポロフ(Alexandr Dolgopolov、ウクライナ、66位)を相手に6-7(4-7)、4-6 ストレートで敗れてしまいました。実は、昨季から決勝6連敗です。。確かに今季のディミトロフは、全豪SFまで進みましたし、かなり調子良いように思います。ドルゴポロフも展開がとても早く錦織が苦戦する理由もわかります。でも、錦織にとって、あと一歩!なのです。

でも、あと一歩が難しいのです。きっと。

管理人的には、今の錦織に必要なのは、もはや技術などではなく、ズバリ「勝負強さ」ではないかと思っています。特に決勝戦。勝負強さとは、ココぞという場面で力を発揮できることで、メンタルの強さのことです。選手のそのときのコンディション、対戦相手や環境など毎回変わるので、本人になってみなければ実際のところわからないと思いますが、、ファンとしてはあと一歩をがんばってほしいものです。


3月: Work In Progress

3月現在、インディアンウエルズ(ATP MS1000)の準々決勝では、18位のジャック・ソック(米国)を相手に3-6、6-2、2-6で敗れました。また、現在行われているマイアミ大会(ATP MS1000)の錦織の初戦の相手は、元世界ランク10位のアンダーソン(Kevin Anderson) と対戦することが決まっています。楽しみですね!

上位シード勢が順当に勝ち進んだ場合の錦織の対戦相手:

2R:  アンダーソン(Kevin Anderson)
3R : ベルダスコ (Fernando Verdasco, 第25シード)
4R:カレノ・ブスタ(Pablo Carreno Busta, 第15シード)
QF:  チリッチ ( Marin Cilic, 第7シード)



試合結果の報告はまた次の機会に!




2017-02-25

デルポ、Delray Beach Open SFへ!!

明日のDelray Beach Open SF : Del Potro vs. Raonic、Sock vs. Young

男子テニスのDelray Beach Open(アメリカ、ATP250)では25日、シングルス準々決勝を行い、第1シードのラオニッチ(Milos Raonic,カナダ)は第8シードのエドムンド(Kyle Edmund、英国)に4─6、6─3、6─4で逆転勝ちし、準決勝(SF)に進みました。
また、第7シードのデルポトロ(Juan Martin del Potro、アルゼンチン)は、第4シードでディフェンディングチャンピオンのクエリー(Sam Querrey、米国)に7-5、7-5でストレート勝ちし、SFの相手はラオニッチとなりました。第3シードのソック(Jack Sock, 米国)もストレート勝ちし、SFでは、の相手選手が棄権してSFに進んだヤング(Donald Young、米国)とアメリカ対決することが決まりました。

注目はDel Potro vs. Raonic!


明日(2/26)のデルポトロvs.ラオニッチ戦がすごく楽しみなのです。明日の朝10時以降(日本時間)に行われる予定となっています。二人の対戦成績は1勝1敗ですが、いずれもデルポトロの怪我離脱前の2013年のときです。しかし、これまで対戦した回数が2回しかないのが意外ですね。。デルポトロの1勝は、2013年の楽天ジャパンオープン決勝のときでした。デルポファンの管理人はもちろん現地で観戦していました^^ 大接戦だったのを記憶しています。当時のラオニッチよりも今の方がかなりパワーアップしたと思いますので、明日も大接戦だと予想します。



※写真は、Del Potro @楽天ジャパンオープン2013、管理人撮影

2017-02-23

Fantastic February 🎶

こんにちは。お久しぶりです。約2ヶ月ぶりの投稿ですね 笑
管理人が休んでいる間にいろんなドラマやサプライズがありましたね。

このブログでは、最初の2ヶ月を振り返ってみたいと思います🎾🎾🎾

その① テニス大好きおじさん(フェデラー)が帰ってきた!
2016後半、膝の故障で約半年休んでいたあのおじさんがツアーに戻ってきました^^
そして、、いきなり全豪優勝なのです!
管理人的には2017に入ってからの一番のサプライズです。
全豪が始まる前に、去年末に年間世界No.1になって初めて挑むグランドスラムということでマレーが注目されていましたが、蓋を開けてみればマレーやジョコビッチは早期敗退等の波乱で、全豪オープン男子決勝はフェデラーvsナダル!レジェンド対レジェンドに。この二人が決勝で対戦するのは、2007年のウィンブルドンの決勝以来なので、なんだか懐かしい感じです^^


フェデラー(17位)は、全豪オープン男子決勝で、ナダル(9位)をフルセット6-4、3-6、6-1、3-6、6-3で破って、約5年ぶりのグランドスラムタイトル&全豪で7年ぶり5回目の優勝を飾りました。フェデラーがグランドスラムで最後にナダルに勝ったのは2007年ですから、約10年ぶりの勝利になります。そして、35歳での優勝は、オープン化以降全豪3番目の年長優勝だそうです。BIG4のフェデラーはまだまだ健在ですね〜 今年はいろいろ面白くなりそうです。

出典:Getty Images Editorial








出典:Juan Martin del PotroのTwitterより

その②         Uncle Toni to say Good Bye
今年からナダルキャンプに元世界No.1テニスプレヤーのカルロス・モヤ(Carlos Moya)が加わり、長年ナダルのコーチとして努めてきた実の叔父のトニー・ナダルの今後の役割が注目されていました。そして、先週、トニー・ナダルが「今季が最後」と正式に発表しました。2018年以降はモヤがナダルのコーチを務め、叔父さん自身はRafa Nadal Academyで、だそうです。でも、もし、2018年に何らかの理由でモヤがナダルをコーチングできない場合は出戻りを考えるとのことです。

(左より: Toni Nadal、Rafa Nadal、Carlos Moya) 
出典:Getty Images Editorial 


その③ ゴファン(David Goffin)がついに念願のTOP10入り!

去年の後半くらいから急に調子が上がってきたゴファンですが、先週のRotterdam 大会で決勝進出により、ついにベルギー選手として史上初のTOP10入りしました。
決勝では、惜しくもツォンガに負けてしまいましたが、TOP10入り達成、おめでとうございます!😊 


“I was super-happy, because since 2014, I have always finished in the top 20,”  “But to be in the top 10, there is no room for errors.” —David Goffin



《 2014年からずっとTOP20にいたのでとてもうれしい。でも、TOP10に居続けるためにはミスはもうできないね。》

まだ26歳ですし、まだまだですね。今後の活躍に期待しています。


出典:Getty Images Editorial 

その④ ライアン・ハリソン( Ryan Harrison) 、ついに初のATPタイトル!
ハリソン選手を知らない方が多いと思いますが、彼はアメリカのヤングガンズとして期待されている若手選手の一人です。ハリソンがプロ転向したのは15歳(2007年)のときなので、プロ10年にしてはまだまだ若いベテランさん(24歳)なのです。そんなハリソンですが、Memphis Open (ATP250)では1セットも落とすことなく、決勝でNikoloz Basilashviliにストレート勝ちし、(6-1, 6-4)プロ生活10年目にして初めてのATPタイトルを獲得しました。この優勝によりランキングもキャリアハイの43位に上がりました。
この10年はいろいろアップダウンがあったと思いますが、今年からのブレークスルーを期待しています!というか、がんばれーー!





             



















出典:Ryan HarrisonのTwitterより



その⑤ あの男が帰ってきた!ヾ(@^▽^@)ノ 
プレシーズン(シーズン前のトレーニング)のために全豪を欠場していたあの男がDelray Beach Openに帰ってきました!デルポファンの管理人としてはとてもうれしいです。去年も復活戦はDelray Beach Openからなので、2011年の復活戦のときにここで優勝したこともあり、本人の思い入れのある大会ではないかと思っています。先日に行われたDelray Beach Open の1回戦では、デルポトロ(Juan Martin del Potro)がアンデソン(Kevin Anderson。2012年優勝者)に6−4、6−4でストレート勝ちし、今のところ順当に進んでいます。会場では、復活戦では1回戦(しかもナイトセッション)だと思えないくらい観戦客が埋まっていました 笑 (うらやましい〜いいなああと思った管理人はtennis tvで観戦していました^^)


“It means a lot to have this support because many players can’t feel that sensation,” 

“When I go around the U.S. or Europe or Asia, it feels like a hometown tournament because people are coming to watch me play. They don’t care if I win or lose. They just want to see me play tennis and that’s important for me.” --Juan Martin del Potro

   出典:http://www.atpworldtour.com/en/news/del-potro-delray-beach-2017-preview



《 こんなにたくさんのサポートをもらうのはすごいこと。選手の皆がもらえるわけじゃないからね。世界中どこに行っても、ホームトーナメントのようにたくさんのファンが見に来てくれる。彼らは勝敗など気にしない、純粋に僕のテニスを見に来てくれているから本当にうれしいよ。》

下の写真を見ると、本当に愛されていることがわかります。 今年は怪我なしで一年を通してプレイできることを切に願っています。🙏





   

    出典:Juan Martin del PotroのFacebookより