2018-09-12

【炎上中・追記あり】セリーナのいつものアレ&大坂なおみ優勝おめでとう!!



今、テニス界で最もホットな話題、、例のインシデントについて少しだけ触れたいと思います。

例のインシデントって?

そう、セリーナ・ウィリアムズのアレです。あの騒動です。
世界のメディアが連日報道されている、ネットでは今でも騒がられているUS OPEN女子シングルズ決勝での出来事です。まぁ、事件ですね。



でも、まず、🎉🎉大坂なおみさん、グランドスラム初制覇、本当におめでとうございます!!!🎉🎉




騒動の話に戻ります。
内容の詳細は割愛しますが、要約すると、

ラモス主審がセリーナにコーチからシグナルコーチングwarning
ー>セレナ否定&激怒&ラケット破壊
ー>2度目のcode violationでセリーナがポイントペナルティを食らう
ー>セリーナがさらにエスカレートし、今度は審判にしつこく謝れ、嘘つきやthiefなどの暴言
ー>セリーナがゲームペナルティを食らう。ブーイングの嵐。
ー>試合後、セリーナがプレカンで人種差別、性差別、ナダルやジョコビッチ等の男子の名前を挙げ、ダブルスタンダードの指摘 etc の批判…

さらに、

ー>試合後、セリーナコーチが正式に試合中のシグナルコーチングを認めた、「みなしている。大坂のコーチもしていた。して何が悪い」と堂々と開き直り。
ー>セリーナがコーチのコメントを否定。シグナルコーチング知らない、見てない。
ー>ネットで大論争。
ー>風刺の件でさらに炎上中

続く...


ほんっっとに大坂かわいそう…初のグランドスラム優勝の晴れ舞台なのにどうしてこうなった、というのが正直の感想です。セレナのこういった騒動はUS OPEN FINALでは過去何度もありましたしもはや恒例行事なの?ってくらいですから特に驚きませんが、大坂がこのように巻き込まれて本当に気の毒です。しかし、大坂の振る舞いはとてもすばらしい。大の大人の女性に若干二十歳の、大人の対応を見せつけました。


正直、この試合は見るに堪えなかったくらい、セリーナの行動はみっともなかった。品格たるものが欠落しており、とても23回GS優勝者には見えませんでした。あまりにも主審と対戦相手をバカにしすぎている。


さらに、何か言われるとすぐに人種差別とか性差別とかを持ち出すというところが特にヒドイ。それを言えば全てが許されると思っているのでしょうか。彼女に屈辱的な言葉を浴びせられていた男性の審判には人権がないのでしょうか?

さらに、男子とのダブルスタンダードまで言い出した。。男子の場合は対応が違いますよね!とか。彼女は男子テニスを本当に見ている??

Ramosさんを知らないの?


確かに主審のCARLOS RAMOSポルトガルさんは審判の中でも厳格な方でジョコビッチやナダルなどのビッグネームズでも媚びることなくちゃんと公正なジャッジをしている方です。そのビッグネームズにたびたびcode violationやペナルティを下していますし、話題になったこともあります。


少なくとも今回の主審のRAMOSさんは男子にも厳しいですよ。今大会でもデルポトロ戦では、今年の全米はご存知の通り異常気象で非常に蒸し暑いため、セットの途中にデルポトロがパンツを着替えたいとお願いしましたが、拒否られました。デルポは納得いかない様子でブツブツいいながらもは着替えるのを諦めました。しかし、他の試合(プレーヤー)の他の審判(男性)のときは、それが認められました。この違いは何なのか、認められるべきかは置いといて、、Ramosさんは厳しい方なのは間違いないですね。


同じく今年の全米の試合で、スェーデンのラヒヤニ主審がチェアから降りて、やる気がないキリオスを慰めていたというシーンが、審判としてすべきではない行動として賛否両論がありましたが、断言しておきます、Ramosさんの場合はこのようなシーンは絶対に見られないと思います 笑 このように審判間の差は多少ありますが、Ramosさんが男女差別と言えるようなジャッジを下したシーンは見たことがありません。(主審間のバラツキについて次の機会に詳しく述べたいと思います。)


いくらセリーナが女王様でも、、相手はRamosさんだからね。

というのが正直の感想です。実際、まさかセリーナはRamosさんを知らないのかな?と見ながらヒヤヒヤしました。Ramosさんを知っていれば、あんなヒステリックな行動や暴言は絶対しないはずです。リスキーすぎます。言って見れば、ただでさえ厳しい審判にしつこく嘘つきとか、泥棒とか、謝れとかの暴言、どんな心境で言えたのか。。女王様だから??やりとりの途中に娘がいるからチートしないとか、もはや関係ない話を延々としたセリーナはヒステリックそのものでした。

しかも、映像の証拠の通り、コーチが正式にシグナルコーチングを認めたし、誤審でも何でもないし....セリーナもコーチも、見苦しかったです。

これ、私がRamosさんの立場でもゲームペナルティを下しますね。場合によってはそれ以上のペナルティ。黙って見ているだけしかできないなら、何のための主審でしょうか。


審判は、ちゃんとルールに則って公正にジャッジをするポジションでなければならないのです。



以上が私の感想です。

しばらくこの騒動は続くと思いますが、本当の主役は大坂なおみなのでもう一度いいます。。

大坂なおみさん、グランドスラム初制覇、本当におめでとうございます!!!
Naomi san, Big Congrats on your first ever GS Title!!!! A lot more to come!


<追記 9/15>

この件は収束どころか、当初大物から擁護の声が多かったセリーナに対する批判が強まっています。USTA会長のカトリーナ・アダムズが当初セリーナを擁護していましたが、「事実の誤認」を理由にラモスさんに直接謝罪したと報じられました。

その事実というのは、これまでの男女のジャッジを比べたところ、何と男子の方が警告を受ける回数が多かった、今回の全米でコードバイオレションが言い渡された回数は、男子は86回に対して女子は22回。過去のグランソスラム(20年間)における回数も男子が1534回、女子526回という結果に。この事実から、「あら、男子の方がコードバイオレションを受けてるわね〜 じゃ、男女差別はなかったわ。謝っとこ〜」とでも思って謝罪に至ったんでしょうかね 笑 

じゃ、男子の方が回数が多くてアンフェアで男女差別だ!とならないのはなぜ?


私も女性ですが、何でもかんでも女性差別とバカの一つ覚えのように訴えるのはおかしいしみっともないと思っています。それこそ、男性差別ではないのでしょうか。あまりに安易に女性差別という言葉を言ってしまうと、言葉自体が安っぽくなってしまいますから。

というのは、男女差別とかとこの話は、まったく論点がズレています。

今回は彼女が原因を作ったからペナルティを食らっただけのこと。それ以上でも以下でもない。

ラモスさんはルールに従って仕事をしただけなので、文句があるのなら、ITFに訴えれば良いのです。コーチングOKにするとかね。

WTAもUSTAもセリーナも大人の対応ができずみっともない。セリーナも過去の件を含め、いろいろ前科があるし、今後あと何回こういう見苦しいシーンを見なければならないのでしょうか。プロらしくプレーできないようならあまり無理にテニスを続けなくても、、と言いたいです。


余談ですが、少し思ったのは、あまりに選手がうるさいと将来AI Umpireという人工知能によるジャッジが導入される可能性が高まるのかなと。AIですから、そっちのほうがグタグタにならずにいいのかもと思い始めました。選手の立場に立ってみれば、AIジャッジはいろいろ寂しいと感じる選手もいるかもしれませんし、よりフェアプレイが期待できるので大歓迎!という選手もいるのかもしれません。どっちなんでしょうね。。

現在はラインパーソンをAIの置き換えなど、一部の大会で試験的に導入されていますが、本格的に導入されるのも時間の問題かもしれませんね。










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