2017-04-23

モンテカルロSF:疑惑の判定



モンテカルロ(Monte-Carlo Rolex Masters 2017、ATP MS1000)は現地時間22日、準決勝が行われた。第4シードのナダル(Rafa Nadal、スペイン)は疑惑の判定に助けられながら6-3、6-1で第10シードのゴファン(David Goffin、ベルギー)をストレートで下し、10回目の優勝まであと1勝の決勝に進出した。一方、ラモス・ビノラス(Albert Ramos-Vinolas)は準決勝で6-3、5-7、6-1で第11シードのプイユ(Lucas Pouille、フランス)をフルセットで破り、決勝でナダルと対戦することが決まり、オールスパニッシュファイナルとなった。

疑惑の判定

写真:Getty Images Editorial

1st セットの第6ゲーム(ナダルから見てゲームカウント 2-3(AD))のときに、アウトコールでナダルのボールが大きくアウトしたにもかかわらず、チェアアンパイア(Cedric Mourier)が、アウトと思われるナダルのボールをINと判定した。その判定によって、ゴフィンはゲームカウント4-2とリードする機会を失った。


クレイコートにも早くホークアイとチャレンジシステムの導入を!


テニスでは1ポイントだけで試合の流れが大きく変わってしまうくらい、1ポイント1ポイントが重要です。クレイコートではボール跡がつくからホークアイがいらないというのはもはや通用しないと思います。今日のミスジャッジの原因は、観客にも分かるくらいのOUTを、チェアアンパイアがIN判定したのは、ボールの跡を間違えたからではないでしょうか。まぁ、人間が判定してしているからミスもあるでしょう~~と言われそうですが、人間はミスするからこそ、他のサーフェイス同様に1日も早くホークアイとチャレンジシステムの導入を!と思っています。今日の酷すぎるミスジャッジにはテニスファンとしてはとてもがっかりしています。ゴファンはもっとがっかりしたのでしょう。もちろん、ゴファンが4-2リードできたとしても勝てないかもしれない。でも、1ポイント1ポイントが重要ですから、勝てた可能性もありますよね。

今のハイレベルのテニスでは、どうしても人の限界がありますし、冷たいようですが、いっそのこと、判定システムをAIによる自動判定にしてみたらどうだ、と個人的に思っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿

Comments: